喧嘩商売(冷水機編)。
最強の冷水機は何か!?
ハイ、タイトルからしてク○投稿確定。今秋から始動した新企画、名付けて「ボツ記事回避シリーズ」のオープニングに幸か不幸か抜群な相応しさ。昨日までの常識は今日の非常識。昔は許されていたのにとか、最近の若いモンはとか、そんなこと言ったって何の解決にもならない。時代は常に移り変わるもの。主宰とて少年時代、炎上必至の悪行の数々を繰り返してきた。
開き直るつもりは毛頭ありませんし、カミングアウトしたところで笑い話に収められる自信も正直ない。それでも意を決して発信すると、小学生時代、運動場設置の水飲み場を「山、川、便」などと揶揄し、右左から何番目を飲む奴は云々などという今では理解できないようなからかい文句が横行していた。お食事中の皆様、特にすみません。ただただ深く反省しております。
が、しかし。
そうしたからかい文句が、あながち冗談じゃなかった事実を主宰はこの目で目撃していて。つまり同じ水飲み場なのに、ひねる蛇口によって温度感も水圧も味もまるで違う。明らかに鮮度の良い蛇口の存在があった。出処一緒なはずじゃね!?ゆえの「山、川、便」。あれから四半世紀。セキュリティ面の懸念から、軽々しく母校に足を踏み入れることすら難しくなった。
つまり、確かめる術がない。
あれはとんだ思い過ごしだったのか、それとも真実だったのか。用務員さんに直談判すべきだったか、学級委員づてに教師会へ挙げるべき議題だったか等々。大人になってから膨らむ後悔というのは、例えばこうした類のイシュー。そういうモンだと何の疑いなくスルーしてきた、そんな経験はありませんでしたか。読者の皆様、今一度自分の胸に手を当てて考えてみて下さい。
クレーマーみたくなってしまっているとしたら、それは決して本意じゃない。しかし大切な将来世代の口に入るものですから、常に細心の注意を払うべき問題。ただ水分補給できれば良いというレベルではもはやない。止まらぬ高温多湿化、小中学生の著しい体力低下、ましてやコロナ禍の時代に依然制限の厳しい持ち込み飲料要件。世間の衛生管理意識は厳しくなる一方だ。
前置き、長くね!?
お待たせしました、ここからが本題です。文字通りク○投稿確定演出。上記のような問題意識を日常生活に当てはめた時、真っ先に議題に上がるであろう「冷水機」問題。少年時代の主宰が揶揄した「山、川、便」論が妥当しかねないウォーターディスペンサー事情という社会のタブーに、敢えて切り込んで行く姿勢でもって。繰り返しますがク○投稿です。
あからさまにマズい水の存在がある、併設された冷水機のはずがここまで水圧・温度感・味に違いが出るものなのか。幼少期の苦い記憶が蘇る。さすがに保守管理の範疇を超えているのでは、そうした代物に出会う機会はそう少なくない。あらゆるリスクを危惧しウォーターサーバーを常設されているご家庭も多いはず、当然の帰結だと思います。
何か起こってからでは遅い。
「じゃあ飲まなきゃいいじゃん」理論が通用する場面も実は限られていて。例えば熱中症や脱水状態といった緊急時こそ、冷水機の真価が問われる。有事ほど冷静な判断力は失われ、目に付いたものから順番に迷いなく受け入れる。結果、二次被害を生みかねない。保健室医務室常備の経口補水液でまかない切れぬ未曾有の事態を、果たしてどこまで想定できているか。
災害対策の基本は自助公助共助のバランスですが正直、公助共助に任せられるレベルを逸してしまった感は強い。足並みの揃った対策なるものは元来「最低保証的、最大公約数的」意味合いが強く。つまり、先んじて自衛策を打つ方が利が大きい可能性すらある。個人の裁量に委ねた結果起こる新たなリスクというものにも、目を向けなければならない状況下に。
安心して飲める冷水機を探そう。
主宰は仕事柄、昼夜問わずフードコートで食事する機会が多く。そうした意味では経験則的に、美味しい冷水機とそうでない冷水機くらいの区別はざっくりと出来ていて。勿論それが全国各地に妥当するような指標でないことは重々承知、それでも発信すべき価値は高いかもしれないの立場でもって。評価基準は「安定した水圧で、しっかりと冷えていて、かつ味良し」。
総合点が高かったのはこちら、ホシザキの青筐体。最もコスパが良く、かつ安心して注げる給水機だと感じました。多拠点で試しましたが、時間帯を問わず前述の三要素が崩れる印象は一切なく。かついつ何時飲んでも変わらず美味い。文字通りの安定供給、マイボトル要らずのクオリティ。「山、川、便」の要らない世界線、こんな時代に生まれてみたいものだった。
結びに。
味の好みだけなら十人十色、様々あるはず。タダ飲みできるゆえ、贅沢できない立場なのは重々承知。しかし無料だから何でも許されていた時代は遠い昔、多様な価値観でもって総合判断すべき時代へと代わった。既存のルールでは立ち行かない時代が到来した、しかし古くから続く社会規範が揺らぐことはなく。世界情勢に照らしたスタンダードを示し直すチャンスかも。
勿論「常温で飲めるウォーターサーバー」の必要性については重々理解しており。その点当方、他意は全くありません。しかし棲み分けを徹底するならいっそ冷水か常温かくらい仕様を明記すべきなのかも。多様性ある社会とは選択肢の多い社会、オチはなんかそれっぽいですが、美味しく飲める冷水機を見つけたよというお話でした。当企画、毎月祝祭日にマターリ更新予定。
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