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何故かレジを譲られる機会が増えている話。

主宰の切実なお悩みをどうか聞いて下さい。

ズバリ表題の通りです。コロナ禍に入って以降、特にこのような傾向が強い印象。「すいません、先行って下さい」「全然、ワタシ買い物多いんで」と特に主婦層からレジ順を譲られる機会が激増している。確かに主宰の買い物は、驚くほどシンプルです。都度必要な物だけ買い足していく。まとめ買いみたいなことはあまりしない自覚はありますがしかし。

百歩譲って、せっかちな性格であることは認めましょう。だからといって、長い行列を前にした時、あからさまに不機嫌になるだとか、不意に貧乏ゆすりを始めるだとか、舌打ちしたり前の客を覗き込んだり、もといそういう類のものに全く関心がなく。迅速にレジ打ちしてくれそうな店員さんを見極めるのも、ある種のセンスだとすら思っている。それなのに、先を譲られて。

ぶっちゃけ、全然急いでない。

急ぎの買い物なら、通販で済ませる。時間指定だってできますし、配達員との接触を避けたいなら宅配ボックスも設置可能だ。集配所に直接伺えば先方の配送事情にだって寄り添えますし、買い物ついでにコンビニ受け取りしたって全然構わない。むしろ迅速性よりも二度手間を省きたい欲の方が遥かに強い。それなのに、譲られてしまう。優越感を遥かに凌ぐ「言わせた」感。

正直、滅茶苦茶気になってます。

子育て世代に窮屈を強いている世の中の風潮。例えば見えないウイルス禍との戦いが、いつしか主婦層を仮想敵として展開され始めているのだとしたら尚更胸くそが悪い。悪いのは人間ではなくウイルスなのだという事実をいつの間にか忘れ去ってしまった世界線。何の憂いもなく、粛々と買い物を進めて下さいね。一切、何の問題も起こりませんから。

2021年 某日

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