文フリで新刊をもらうときにフォロワーに短く気の利いたコメントを言いたい!
文フリも近くなる文学の秋ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
知り合いが書いた文章に何かしらの感想を送らないといけない季節です。みなさんは感想を言うのは好きですか?わたくしはあまり好きではありません。と言う話を以前noteに書きました。
ネットで感想をわざわざ送るのも反応を伺っているようで緊張しますし、文フリの会場でフォロワーにちょっと挨拶するとき用の、短く気の利いたコメントを考えるのも気を揉みます。
特に今回は文フリ直前ということで、ネット上の知り合いに挨拶する際に、コンパクトにちょうどいい感想を伝える方法を伝授します。
わたくしは高校時代に、寄せ書きの帝王として1時間で寄せ書き100人切りを達成し、学年中に恐れられていました。コツはちょうどいい具体例です。
リアルでネットの知り合いに会った時は、リアルで自己紹介をすることが目的の9割ですが、コンパクトにネット上でのやり取りの感謝とか、今まで見てきた創作物への感想を端的に述べると、お互い気持ちがいいうえに、今後の信頼にも繋がります。
基本の感想の型はこのようになります。
挨拶
普段のやりとりの感謝
創作物への感想
新刊への期待
締めの挨拶
①挨拶
まず①挨拶ですが、これは誰でもできますね。相手の確認と、自分の名前です。自分のハンネはリアルで言い慣れてないので、多少練習してから行ってもいいでしょう。ブースに複数人いるときは誰かを確認しましょうね。
②普段のやりとりの感謝
次に②普段のやりとりの感謝ですが、ここはある程度具体的に伝えましょう。例えば、
いつもnoteをリツイートしてくれてありがとうございます!
しょーもないネタツイにもいいねしてくれてありがとうございます!
いつも爆速でいいねしていただいてありがとうございます!
みたいな感じです。ここでは、相手が日常的に自分にしてくれることに感謝を述べましょう。「いつもお世話になってます」だけだと具体性に乏しいので、例のようにネットでのやりとりを、ぶっちゃけどう思っているのかを一言述べましょう。
対面では、ネットでのやり取りを少しメタ視点からお礼を言うのがキモです。相手に「あ、あのノリでよかったんだ」とか「あれ、そんな喜んでもらえてたのか」と思わせて、今後は心置きなくやりとりできるようにしましょう。
③創作物への感想
次に③創作物への感想です。やはり文フリとかオンリーイベとか参加する人は創作する人間なので、そこに対する言及は必須です。やっぱ創作物を褒められるのが一番嬉しいですからね。
今まで読んで一番面白かったものとか、一番最近の創作物の感想を簡潔に伝えましょう。あるいは全体を通してのクセを褒めるとかですね。例えば、
この前のアレ、めっちゃ〇〇さんらしさがでてて良かったです〜
〇〇さんのユーモアめっちゃ好きで、いつも参考にしてます〜
〇〇さんの記事だと、△△が一番好きでめっちゃ笑いました!
高等テクになると、ちょっとツイートをいじるとかありますが、こんなnoteを読んでいる皆さんはやらないほうが懸命でしょう。とりあえず「らしさ」を褒めとけば相手は悪い気はしません。「らしさ」を知っているということは、それだけ自分の色んな文章を読んでいることを意味しますから。あとユーモアを褒めるのも汎用性が高いです。
ただし、ネット上のキャラと実際の態度が明らかに違うのも相手をびっくりさせてしまうので、いつもそういうコミュニケーションをしているなら、ここらへんで軽いいじり入れるのもありでしょう。創作物は褒めるけど普段のツイートはいじる、とかですかね。少なくとも創作物へのリスペクトはマストです。
④新刊への期待
これはなんでもいいです。わざわざ買いにきているんだから、率直な思いを伝えましょう。例えば、
楽しみにしてました!めっちゃ読みます
やっぱり分厚いですね〜w
これ買いたくて今日来たんすよw
みたいな感じです。事前に用意してきたものを言ってもいいですが、実際に本を手に取ってみての感想を言うのもいいでしょう。
⑤締めの挨拶
新刊の期待でもう十分ですが、締めの挨拶もした方がいいでしょう。例えば、
今後ともよろしくお願いします!
あとで感想書きます!
また今後誘ってください!
みたいな感じです。次回の同人誌で寄稿したいアピールを軽く入れたりだとか、感想を書くことのお墨付きを貰うと今後に繋がります。抜け目なくしたたかにやりたいですね。
まとめ
まとめると、こんな感じになります。
新刊を渡す少しの時間に、コンパクトにちょうどいい感想を伝えることで、気持ちいいコミュニケーションを図りましょう。それは今後のネット上でのやり取りを円滑にするはずです。
わたくしは一字一句そのままの感想で文フリに向かおうと思います!それではみなさん、文フリで会いましょう!!
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