沙羅

50手前の女性鍼灸師 女性専門の鍼灸院を開業して17年 美容、健康、東洋医学について語…

沙羅

50手前の女性鍼灸師 女性専門の鍼灸院を開業して17年 美容、健康、東洋医学について語ります

最近の記事

なにごともバランス

ダイエットは食事が99%だ。 尚且つ40代・50代以上になってから始めるダイエットは、健康的に痩せるためにも食事なしには語れない。 食事制限をしろ、ということではない。 何を食べるか?どうやって食べるか?いつ食べるか?が、人生100年時代の残りの半生を左右するのである。 大げさではない。 ダイエットをして痩せりゃあイイ、という問題ではなくなってくるのが、おじさん・おばさん達のダイエットなのだ。 では、いったい何を食べたら良いのだろう? PFCバランスを知ってる?

    • 体温を上げよう

      健康的に痩せたい40代以上のダイエット。 食事で意識すると良い三大栄養素の話を何回かに分けてしてきたが、なぜ三大栄養素が必要なのか?皆さんは本当にご理解いただけているだろうか? そのエネルギーはあるのか? ダイエットをするときも、なにか不調や病態を改善したいときも、絶対に忘れてはいけないのが、そのエネルギーがあるのか?ということ。 代謝エネルギー(基礎代謝)は人の生体を動かすために熱エネルギーを生み出して、ホモサピエンスたる人間の生命を維持している。 そう、人が生命

      • ダイエット・プレートの黄金比

        私は「食事制限」という言葉が大嫌いだ。 元来が食い意地だけははってるくせになまぐさで、毎日の食事のメニューを考えるのも面倒くさいのに、なぜ制限する食事を考えなくてはいけないのだろう? だから若かりし頃は、ついつい単品ものダイエットに飛びついていた。 リンゴ・ダイエットにキャベツ・ダイエット バナナ・ダイエットにスープ・ダイエット ひたすら白ご飯ばかり食べる、というダイエットに挑戦したこともある。 そのほとんどは1日だけで終わるか、最長でも1週間ぐらいしか続かなかった。

        • 痩せたいなら米を食べよ

          ダイエットは9割が食事で成功する。 一時的に体重を落としたいだけなら食べないダイエットや断食も有りだが、健康で美しくスローエイジングを叶えたい40代以上には不向きだ。 では一体なにを食べたらいいのだろうか? 三大栄養素のエネルギー効率 食事の三大栄養素は脂質・糖質・タンパク質だ。 なぜ三大栄養素と呼ばれるのか? 栄養素の中でも特に身体を動かすエネルギー源になる栄養素だからだ。 その三大栄養の中でもダントツでコスパが良いエネルギー源になるのはどれか、皆さんはご存知

        なにごともバランス

          痩せる油

          摂取カロリーを減らすのは超簡単だ。 油を使った料理を食べなければいい! という話を前回書いた。 そんなことは分かっていても、油を使った料理は美味しいし、美味しい料理は食べるだけで幸せな気分になれる。 それにある種の油はエネルギーとして使われやすく、脂肪を燃焼してダイエットを助けてくれるのだから、この油の力を使わない手はない。 油抜きはダイエットに逆効果 カロリーを減らすために油を止めよう!と言っておいて、なに真逆のことを言ってんの!? と思われるかもしれない。 誤解

          痩せる油

          簡単にカロリーを減らす方法

          「○○で痩せる!」「△△ダイエット」は危険だ。 これさえすれば痩せる、なんていうのは幻想に過ぎない。 ただし、とりあえずコレを摂るのを止めたら、簡単に摂取カロリーを減らせる上に代謝も上がって痩せやすくなる、というものはある。 ウソではない。 ちょっと考えてみれば誰だって知っていることだ。 高カロリーの秘密 カロリーが高いものを思い浮かべてみよう。 唐揚げ、とんかつ、フライドポテト、チャーハン、ラーメン、ポテトチップス、パン、ショートケーキ、、、 お気づきだろう

          簡単にカロリーを減らす方法

          しっかり食べてダイエット

          私たちの身体はエネルギーで動いていて、健康的に痩せるためには極端な食事制限は絶対にやってはいけない。 もちろん、だからといって本当に痩せたいのなら何でも食べてもいい訳ではないはずだ。 この記事を読んでいるあなたも、いざダイエットをしようというときに、いったい何を、どれだけ食べていいのだろう?と悩んだことがあるはずだ。 湧き上がる食欲と戦う気力もなく、食欲を満たすためだけに口を動かしていた経験があるはずだ。 何を隠そう、私にだってそんなときがあった。 謎の食欲に負ける

          しっかり食べてダイエット

          ダイエットで絶対にやってはいけないこと

          ダイエットは食事が99%だ。 だからといって、極端な食事制限を一定期間行うダイエットをすると一時的に体重は落ちるが、その他はデメリットしかない。 1番大きなデメリットは、筋肉が落ちて基礎代謝が低下することだ。 もしあなたがストレスや、なにがしかの病態を抱えているなら、絶対に極端な食事制限はやってはいけない。 あなたがどれだけ早く痩せたくても、まず冷静になって欲しい。 極端な食事制限の見返りは、美しく健康的に痩せた自分の姿ではなく、激しいリバウンドと荒れた肌と辛い体調

          ダイエットで絶対にやってはいけないこと

          InBody測定に行ってみた

          ダイエットをして自分がどんな風になりたいかをイメージできたら、まずやるべきことは現状把握だ。 自分がこうありたいと思う姿があって、それに向かって進むとき、ただ闇雲に突き進むのは既に時代遅れだし、がむしゃらに挑戦するのが許されるのは若い内だけだ。 どうせならダイエットも重ねた年齢分くらい賢くやりたい。 賢い大人は自分がありたい姿を決めたら、現状把握して、現実的に達成できる目標を設定し、あとはPCDAサイクルをひたすら回して、自分がありたい姿を手に入れる。 なに?PCDA

          InBody測定に行ってみた

          痩せて、どんな風になりたい?

          ダイエットは、痩せることを目的にしない方がいい。 大切なのは、痩せることではなく、痩せたその後の人生をより良いものにしたり、自分にとっての幸せを手に入れるための手段に過ぎないからだ。 大抵の日本人は「なぜ痩せたいのですか?」と聞かれると、一般的な、世間ではこういう答えをするべきであろう、という返答をするものらしい。 だが、ここでは間違えないで欲しい。 私は上の質問を、あなたにしている。 一般的な答えではなく、世間で正解とされている答えでもなく、母でもなく父でもなく、

          痩せて、どんな風になりたい?

          おじさんとおばさんが気にし出したこと

          30年前にバイトしていた居酒屋の仲間たちと新年会をした。 当時私たちは10代の終わりから20代の終わりぐらいの年齢で、当たり前だけれど、とにかく若かった。 海外旅行にワーホリ、お酒と夜のクラブ活動、キャンプなどアウトドア・スポーツが共通の話題で、好奇心の塊で向こう見ずな若者たちは誰もダイエットなんかに興味がなかった。 (女子は一応、口では「ダイエット」「ダイエット」と言っていたけれど) 「いくら食べても太らない」のは、古今東西、今も昔も、元気でアクティブな若者の特権である

          おじさんとおばさんが気にし出したこと