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今年の公募戦績と心の健康のためにスマホ断ちを決意した話。

 2023年、気合いのデジタルデトックス。

 今年も残すところ1ヶ月と半分。
 スーパーのハロウィンコーナーがいつの間にかクリスマスコーナーに様変わりしていて、時間の流れの早さに泣きそうになりました。

 公募挑戦1年目の今年は、とにかく応募要項を見て書けそうなものをどんどん書いて応募していくスタンスで駆け抜けました。
 年内にあと2つくらい応募したいなあと思っていたのですが、実はいま大スランプ中で小説が一文字も書けない。
 そこに追い打ちをかけるように知人の入賞報告。大人だからおめでとうってちゃんと言ったけど、内心は刺されまくりで落ち込みまくり。

 まだ結果が出ていないものも多数ありますが、ここらで戦績をまとめて自分の頑張りを肯定しつつ、スマホ断ちの話をすこし。


2023年公募戦績(応募順)

1.ノベル大賞→一次落ち

 今読み返すと、よくこんなの応募したなって絶句するくらいひどい出来。設定だけが独り歩きして、中身びっくりするほど面白くない。

2.第6回ライト文芸大賞→奨励賞

 一次落ちから突然の奨励賞。応募総数1,800作以上から、34作の選考に残ったと聞いてひっくり返った。この頃はまだ投稿サイトの扱いにも慣れず、連載のペースもつかめずでとても苦労した思い出がある。
 なんで受賞できたのか自分でもわからないし、結末が死ぬほど面白くない。

3.ポプラキミノベル小説大賞→一次落ち

 5万字で応募できるなんて素敵! と思いつきで児童文学に挑む。結果、この5万字書くのに1ヶ月以上かかった。児童文学難しすぎ。
 執筆中ずっと「最近の小学生わかんね~!」って言いながら書いてた記憶。わたしが小学生の頃はまだスマホなんてなかったし……。

4.第23回角川ビーンズ小説大賞→選考中

 アルファポリスで連載していたのを改稿して応募したもの。流行りネタというのもあって、アルファポリスでは完結ブーストでエグいくらい伸びた。でも話自体はそんなに面白くない。

5.講談社女性コミック9誌合同マンガ原作賞→選考中

 ソーニャ文庫公募に挑む前哨戦として、手ならしで書いたR18。当初10万字で書こうと思っていたけれど、途中で飽きて5万字にした。癖が穿りすぎているだけで、ストーリーに捻りがない。

6.第11回BL小説大賞→一次落ち

 読むけど書いたことなかったBL。完結ブーストですら1mmも伸びなかった問題作。そもそもテーマが需要からかけ離れている。地球と海王星くらい遠い。
 あまりの伸びなさに、創作仲間の知人2人がお情けで投票してくれた。展開の遅い話を書く自分と、ネットで流行るBLが絶望的に相性が悪いことに気づいたので、もう二度とBLは書かない。

7.超・妄想コンテスト第210回「久しぶり」→選考中

 ここに来てはじめての短編応募。1万字以下の短編書いたの、本当に久しぶりだった。
 スランプの入り口で長編書けなくなったってめそめそしている時に、短編で手っ取り早く物語を完結させる達成感を味わいたくて書いたもの。結局、スランプは脱せずnoteに逃げてきた。

 今年は投稿サイトのコンテストを中心に応募したので、来年は非公開公募を中心にやりたいなあと思います。
 今年挫折した電撃大賞とか、メフィスト賞とか、小説現代とか、そこらへんに応募したいよね。

スマホを見て精神をすり減らしまくるスランプ期

 来年の展望を語ったところで、わたしは絶賛スランプ中。もうなに書いても面白くない。

 よく「スランプ中はインプットに専念しましょう!」みたいなこと言っている方を見ますが、いまのわたしは本すら読みたくない。

 全然伸びない投稿サイトのPV数。知人の入賞報告。ランキングに居座る500字のポエムみたいな小説。「執筆経験なかったけど新人賞受賞!」という大賞受賞者のインタビュー。

 もう目に入る情報のすべてが心に突き刺さってくる。本を読んでも、SNSを見ても、「わたしはこんなに上手く書けない」「書けない自分に価値なんかない」って思う始末。いっそ、スマホ捨てて山ごもりでもしようかな? ってくらい。

 これ以上落ち込んだら、本当に筆を折ることになる……と本気で危うく感じたので、一旦自分を取り巻く情報を完全にシャットアウトすることを決意。
 今日も朝に記録用としてお弁当の写真を撮った後は、スマホの電源を切ってベッドの上に投げっぱなしです。自分から情報に触れて、心折りにいかなくたっていいんだよね。

 スランプ脱出するまでは、スマホ断ち続けるつもりです。
 書けない、読めない、なので気晴らしに編み物でもしてみようと画策中。
 これからは選考中の結果を待ちながら、のんびり過ごそうと思います。

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