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入社1年目メンバーが感じたワーケーションのメリット「百聞は一見にしかず」

23卒のNakazatoです。
サクラグでは、ワーケーション企画が定期的に開催されており、今回私は「梅収穫ワーケーション」に参加してきました。ワーケーションの様子や、参加してみて気づいたことをレポートします。
ワーケーションや地方活性化に関心のある方の参考になると嬉しいです。

・+αのワーケーションに興味があるひと
・地方創生・地域活性化というキーワードに関心のあるひと
・アクティビティを通じたチームビルディングについて知りたいひと

◎プロフィール
Nakazato
2023年4月新卒入社、セールスユニット所属。都内の大学で運動医学、運動心理学を専攻し、自身もサッカーや陸上を経験。サクラグの未来と文化に共感して、入社を決意した。
現在は、主にDX支援のセールスを担当。今後のキャリアでは、採用にも携わりたいと考えている。


「梅収穫」に挑戦!初めてのワーケーション


和歌山県は2001年頃から 田辺市・白浜町を中心とした紀南地域でIT企業誘致を推進しており、先進的にワーケーションに取り組んでいます。
サクラグは2020年にさくLab 兼 白浜オフィスを開設し、現地採用したメンバー達が白浜からオンラインで渋谷オフィスのメンバーと一緒に業務をおこなっています。
東京から飛行機で1時間程度とアクセスの良い白浜は、白浜勤務以外のメンバーのワーケーション拠点としても機能しており、これまでにも農業体験ワーケーション、LGBTQ+イベントワーケーションなど様々な企画が計画され、メンバーが度々訪れています。
そんな和歌山県の白浜町で、今回は初めての「梅収穫」を体験してきました。 

和歌山県の梅は、栽培面積、出荷量が共に全国1位で、県を代表する特産物の一つです。 私は主に、完熟して木々から落ちた梅を収穫するという作業をしました。 
斜面にネットを張る事で、落花しても梅が傷つかず、綺麗な状態で収穫することが出来るのだそうです。 初めは意気込んでかなりのペースで収穫を進めていたのですが、2時間ぐらい作業に没頭していると 急斜面の中拾い続けていたからか、腰に異変が、、、。 
自分の運動不足を痛感した瞬間でもありました(笑) 
体力的な疲労はもちろんですが、梅づくりは、冬の枝の選定作業やイノシシや鹿などの動物から農園を守ることなど、収穫時期だけでなく1年中大変手のかかる仕事です。

そんな中で毎日の作業に従事していらっしゃる梅農家さん、大尊敬です。 

収穫した梅は丁寧に洗った後、一つ一つヘタを取り、梅干しや梅ジャム、梅シロップなど様々に加工します。 私は、自宅で梅ジャムにして美味しくいただきました!

 梅狩りワーケーション中には、現地の方からその土地の風土や魅力についてお話を伺ったり、梅収穫の苦悩や楽しさなど、 様々なお話しを聞くことができ、大変貴重な時間を過ごすことができました。


ワーケーションのメリット 実際に経験することの大切さ

最初は意気込んで始めた梅収穫も、急斜面の中ひたすら拾い続けるのは中々辛いものでした。
そんな私の姿を見て、飲み物を分けてくれた同期や、あと少し頑張ろう、と声をかけて下さった先輩がいて、普段の業務も同じように周囲のメンバーに助けられていることに改めて実感しました。

さらに、梅収穫をしている中で「この人は周りへの気遣いがすごいな」「あの人は他の人の倍ぐらいの量の梅を弱音を吐かず拾い続けている」など、先輩、同期に関わらず、普段デスクワークをしているだけでは知りえなかったメンバーの強みを知ることができ、お互いの理解を深めることができました。

ワーケーション期間中は普段とは違った環境だったこともあり、より深く仕事やプライベートの話をする機会も多くありました。こういったコミュニケーションの積み重ねが、普段のチームワークにも活きてくるのではないかと感じます。

また、 ワーケーションを活用する人が増えると、
・平日の観光、旅行需要創出
・交流人口、関係人口の増加
・地域内関連事業の活性化、雇用創出
・域外企業との関係構築
など、現地にも様々なメリットがあります。

私も実際に現地の方々と会話をしたり、白浜町の町長とお話をさせていただく機会がありましたが、そこで地元での働き方に対する考え方や地域活性に対する施策などを直接聞くことができ、自分自身に大きな刺激にもなりました。
このように、普段のオフィスとは異なる地で色々なものに触れる事で、新しいアイデアが生まれたり、異なった視点から様々な物が見れるようになるのも、ワーケーションのメリットの1つだと感じます。

なにより、今回のワーケーションでは、「百聞は一見にしかず」を身をもって体験しました。地方創生・地域活性化というキーワードについて関心は持っていたものの、実際に地域の方々の中に入り、触れ合いながら実際に体験することで見えてくるものは非常に多く、活きた体験として自分の中に落とし込むことができたと感じています。
新たなことに挑戦しようと思ったとき、机上で考えるだけではなく、実際に動き、経験することは何よりの近道であり重要だということに気づくことができました。

今回のワーケーションでの気づきを大切に、これから様々なことに挑戦し経験を積み、多くの可能性を開花していきたいと思っています。