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2017年10月の記事一覧

飼い猫

猫になってもいいわよ
ツンとデレでしっぽ立てて寄り添う
ねぇ かまってと甘える可愛さを
持っているとは限らないけどね

恋に溺れるわけにはいかないわ
やることたくさんあるから

でもね あなたの隣が私の居場所
ニャーオと耳をかじって アピール
そして あなたは私を抱けばいいのよ

猫になってもいいわよ
願うなら あなた好きな性格で
そう 本当は私 人間だから
そうやって変えれるものなの

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凍傷

貴方の手に触れると
私の手は火傷する
貴方の手の冷たさ
多分 二人の恋模様

指先から徐々に凍傷してゆく体が
愛の孤独感を示してるのね
冬の欠けらに調和して...

貴方の心は冬
寒空が広がってる
もう戻れないのよね
あの頃の二人にはもう

指先から徐々に凍傷してゆく体が
愛の孤独感を示してるのね
冬の欠けらに調和して...

私の心までも雪化粧にしないで
愛なんて無情 それでも愛

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福耳

貴方の耳に噛り付き
それが癖になってる私がいる
貴方は嫌がるけれど
噛り易い耳をしているのよね

福耳が凄いのよ
私にねだっているのよ
知らずうちに愛がうねり
隔てた愛なんていらない
そんな日々を過ごしているから
愛の福耳

満たされることを知って
何度も甘噛みをしてしまうけれど
どうやら慣れてきたようね
耳は感じ易いと云うけれど

寂しがり屋なの私
ねだってしまうのよ私は
隙も与えな

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ほったらかし

手を添えて、お帰りなさいませ。
そんなのいつの話をしているの?

あんたは新聞紙ひろげて
椅子に座って珈琲すすり
新婚の頃とはだいぶ変わったよね

会話も少なくなって 服も適当で
あんたのことなどほったらかし
おかえり。は云うけど 今日は早いね
もう少し遅くてもいいんだけどね

一緒に寝ることもとうになくなった
優しい言葉もいつしか消えてた

あんたの匂いが染み込んだ
枕を洗うのは

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