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美しい絵本を読もう!~わたしの好きな“絵が素敵な本”8選~

こんにちは。桜です。もうすぐ梅雨がやってきますね。お散歩などが難しい雨模様の日々、目で絵本を楽しみませんか?

本日のテーマは、【わたしの 絵が好きな絵本】です。お話の内容が素晴らしいのは勿論のこと、元美術部のわたしが愛する“絵が印象的で大好きな本”を子育てで出会った中から8つ選んでご紹介させていただきます。

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■くだもの/平山和子

これは昔から愛されている説明不要の一冊ですね。同シリーズの“いちご”も素晴らしいです。はいどうぞとページをめくる度に現れる美味しそうなくだもの!美しく何度も読ませていただきました。

■どうぞのいす/作・香山美子 絵・柿本幸造

中学生になる娘が、この本に描かれた“どんぐり”の良さを熱く語るほどに印象的な木の実。動物も可愛く、全体が優しい色合いで「ごろりんごろんころろろろ」と合わせて読みたい一冊。構成や文章の位置も良く絵の良さを引き立たせています。あったかい絵本です。

■いろいろごはん/山岡ひかる

絵を描いているんじゃなくて切り紙なんです!美味しそうなものばかりの山岡さんの食べ物シリーズ、たまごやサンドイッチもオススメ。中国 台湾 韓国版が生まれたほど人気で視点も素晴らしい内容。サイズも小さくお出かけのおともに是非。手に取って見ていただきたいシリーズです。お腹が空くかも?

■てぶくろ/エウゲーニー・M・ラチョフ

ウクライナの民話。オレンジが綺麗な飾りたくなる表紙のてぶくろは動物も丁寧に書かれていて、どんどん読み進めたくなる一冊。長く愛される意味がわかります。冬の美しい世界観にひきこまれます。読めばきっとわかる良さがあります。CD付き英語版もあります。

■おひさまパン/エリサ・クレヴェン

こちらも海外から。作者はアメリカ生まれ。四角い絵本をひらくとカラフルな画が広がります。この形のパンを焼く方がいるほど有名ですね。布などを使ったコラージュ手法も素晴らしいです。優しいあたたかい絵本。お母さんの笑顔は太陽なんだと思うことがあるのでママの心にも残る一冊です。

■ちいさいおうち/バージニア・リー・バートン

絵が印象的で一度読むと忘れない一冊。家の周りに変わってゆく景色に考えさせられます。大人にも読んで欲しいです。大きいお子さまには英語版がオススメ。(たまたま当地方では市の図書館の電子図書で自宅から英語版を読むことができました。)CD付き英語版あります。

■こんとあき/林明子

林さんといえば、“はじめてのおつかい”の絵や“おつきさまこんばんは”が皆さんもご存知かと思います。私はこのあきちゃんの髪型が大好きです。ドキドキハラハラする内容の絵本ですが、それを支える奥行きある優しい絵は必見。本は四角いですが絵の部分は全て丸みがある縁になっていて読みやすいです。

■ちいさなりすのエメラルド/そのだ えり

最近イチオシの一冊。まるで海外の作家さんかのような表紙や中身。とにかく可愛いエメラルドのお話は、今不安な子ども達と寝る前に読むのに最適です。可愛い中に設定がかなりしっかりしていて細かいところまで読み込む楽しさがあり、劇中のお話まであり大好きです。プレゼントにもぴったりな絵本です。

好きって楽しい!

ここまで駆け足で8冊ご紹介させていただきました。あなたのお気に入りはありましたでしょうか。どれも飾りたくなるような素敵な絵本ばかりです。

有名なディック・ブルーナさんは、たった6色でミッフィーの世界観を作りあげました。(昔行ったブルーナ展楽しかったなあ)絵本は子ども達がはじめて出逢うデザインでもありますね。

図書館や書店、各出版社のホームページや絵本ナビさんのサイト、NHKてれび絵本、中古も含めたオンライン書店など工夫して絵本との出逢いがずっと続くといいなと思います。


絵本を通して見つけた好き!から生まれる“楽しい”の種が、あなたの周りに増えますように。お読みいただきありがとうございました。





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