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飴は熱いうちに切りなはれ

こんにちは。
なんだか荒れ模様なお天気と、晴れ渡る空が交互にやって来るお盆休みでしたね。このお休みに約3年ぶりに帰省しある体験をしてきました。
今回の週末noteは親子3代の手作り体験記です。

🍬🍬🍬


久しぶりの帰省、せっかくだから何か思い出に残ることがしたいな。

とはいえ3年で実家近くもお店や道路が変わり、“今”についていけていない浦島太郎状態の私。
困った末に友人に尋ねると丁度近年オープンした素敵な場所があるという。早速ホームページを検索し当日開催されている“飴づくり体験”を見付け帰省前にネットからポチポチ申し込みました。お土産などの飴を食べたことはあるけれど、思えば今まで作ったことがありません。

上手くできるのかな。

ちょっとの不安と沢山のわくわくを胸に本番を迎えました。


教えてくれるのは飴職人の方、そして工場長。
明るく軽快な説明の後、参加者20名は用意していただいたエプロンを身に付け実演をすぐそばで見ることが出来ます。作るのは抹茶飴。
材料を火にかけた後、溶けて熱々の飴の真ん中に抹茶パウダーを練り込みます。
アシスタントにはなんと長女がスカウトされました。
「なかなか筋がいいなあ」なんて「なんぼあってもいいですからね」のミルクボーイ風の口調で楽しく工場長が褒めてくださり見本が完成しました。
(ここで食べた出来たての温かい飴が美味しかった)


作業テーブルにそれぞれ移動しスタンバイしたのは娘たちと私と母の4人。
さあやるぞと腕を捲ります。(半袖やけど)
煮詰まった材料をバットに恐る恐る流し込み、ヘラで落ち着いてゆっくり混ぜます。
抹茶パウダーを中心に入れ餃子のように包んでまずは飴に蓋をします。

ここまで完璧。さすが名アシスタントとその妹。
生地の中心に向かって練り込んだらあとは切るだけです。

バットと4つのハサミを準備しました。
「いざ切りまっせ」とばかりに細長くした飴を4人でパチンパチンと小さく切り落としていきます。

ん?なんかおもてたんと違う。

硬い。

半分を切ったころから急速に固まる飴ちゃん。

ヤバい。

会話もせず写真も撮らずにここからはパチンパチンポキンボキン。

切れず折れていく飴ちゃん。

ただひたすらに最後まで細かく切り「ねじったらかわいいかも」なんて最初に考えたことなどはすっかり忘れ作業に追われ急速に完了!となりました。


とりあえず形になり袋詰。
カオスなラストではありましたが、なんとも可愛い飴が完成しました。

細い飴はしっかり口にささりました。

いやぁ実際にやってみると職人さんの素晴らしさがよく分かりました。温度に配慮しあの何十倍の量を作って商品にされているなんて。

親子3代で体験した抹茶飴づくり。
このように帰省時にやりたい!と取り組んだわちゃわちゃした経験も良き思い出となりました。

今回の教訓「飴は熱いうちに切りなはれ」。


鉄も熱いうちにですね。
やりたいと思った瞬間がチャンスかも。
何事もタイミングが大切やなあと思いながら、作った飴を今日も美味しくいただいています。




お読みいただきありがとうございました。




↑今回お邪魔したのはこちら。

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