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お祈りメールに返信はするべき?就職・転職活動時にストレスを溜めない3つの方法
就職活動をしていれば、誰しも一度は貰ったことがあるであろうお祈りメール。真っ向から開けば、地味にダメージを食らいます。
試しに「お祈りメール」で検索すると、
「お祈りメール 潰れろ」
「落とされた企業 仕返し」
気持ち、分かります。
試験、書類、第一面接、第二面接、……これだけ時間とっておいて、ご活躍期待すると言われても困る。お祈りするくらいなら採用してくれよ、と。
しかし、更に億劫なのはお祈りされたメールに返信をしようと文面を考える時です。
「これ、本当に返事しないといけないの?」
幾度となく思いました。
結論を言うと、しなくても大丈夫です。
しようと思うだけで、人によってはストレスが倍増します。
今回はそのことを含め、お祈りメールをもらってもストレスを溜めずに済む方法を3つ、紹介しようと思います。
就職・転職活動時にストレスを溜めない3つの方法
その1:お祈りメールに返信しない
不採用メールが届いたのに、採用されることはあるか。答えは否。
内定辞退があった場合や、急に欠員が発生した場合において繰り上げされる話はあるようです。その際は、メール内に繰り上げ採用についての記載があります。その場合は返信した方がいいでしょうが。
……基本ないと考えて構いません。
新卒採用時からこの方、大企業から中小企業まで幅広く数多く受けてきましたが、不採用は不採用です。
大学のキャリアセンターでは、
「社会人として、頂いたメールに返信するのは当たり前」
「もしかしたら繰り上げ採用があるかもしれないからちゃんと返事した方がいい」
そう言われてテンプレの文面を少し直し、丁寧に一通一通返信した時期もありました。
しかし、不採用が採用になったことはただの一度もありません。また、返信しなかったからと言って、問題になったこともありません。
どちらでも変わらないなら返信する必要はないよね、と。
不採用とは、何度通知受けても精神的に辛いものです。辛いことに時間と神経を使わない、というのも一つの自衛方法です。
今となっては、お祈りメールだと察した瞬間最後まで読みません。「あ、またね」と思って、ゴミ箱に捨てちゃいます。
でも中には「やっぱり返信したい」と思う方がいらっしゃるかもしれない。
知り合いから紹介された求人でどうしても気になる場合、あるいは担当者さんにお世話になって思い入れのある場合には「此度は機会をくださりありがとうございました」と気持ちを添えて、そっとメールを閉じましょう。
その2:自分と会社が合わなかったと割り切る
一生懸命受けたのにどうして。
入りたいと思って申し込んだのに。
企業研究頑張ったのに。
でも結果は不採用。
それで良かったんだ、と考える。
これも、ストレスを溜めない方法です。
会社は月20日前後通います。ということは、1ヶ月の3分の2の時間をそこで過ごすわけです。
面接はコミニュケーションの場です。
会社側の求める人物像と、自分の経歴や人柄がどれだけマッチングするかを確かめる場所。
そこで話が合わなかったのに、いざ入社して話が合うでしょうか。
無論、人のいい先輩もいるでしょう。気の合う同期もいるはずです。
けれど、業務上ゆくゆく評価を担当するのは、上司や上役、社長、ーーー面接をする側の方々です。
その方々が「この子とはちょっと合わないかな」と思う以上、入っても自分にとっては苦しい時間を過ごすことになってしまいます。
だからこそ、入らなくて良かった。
その会社に入っても大変だった。
むしろ、事前に判断してくれたのだから、「採用しないでくれてありがとう」くらいの気持ちでもいいのかもしれません。
面接がどういうものかについては、こちらの記事の目次から「職歴」の欄を。
内定欲しさに背伸びした体験談はこちらの記事を参考にして頂ければと思います。
その3:次に申し込む会社を探す
結果を待つ必要はありません。次に申し込むところを探しておきましょう。なんなら申し込んでおきましょう。
次を考えることで、もしお祈りメールが来ても「次に受けるところ決まってるしいいや」と被ダメージ軽減にも繋がります。
申し込んだ後に、前に選考を受けたところで採用通知が来たらどうするの?迷惑じゃない?と思われるかもしれませんが、めでたく採用されたならそれでよし。
申し込んだ先には、「申し訳ございません。他で採用が決まりましたので」とお断りすれば大丈夫です。
むしろ、連絡せずにすっぽかすことの方がNGです。
自分はもちろん、採用担当者さんも予定を空けて待っています。事前に教えてくれたら、その時間を他の仕事を当てることが出来ます。
わたしがホテルで働いていた時のことです。
フロントの裏では、通常フロント勢が待機し、打ち合わせや予約管理を行なっている部屋があります。珍しく宿泊部の部長がふらりとやって来ました。
「「お疲れ様ですー」」
「お疲れ様」
そして電卓を叩いていた支配人の机に近付きボヤきます。
「面接さー、来ないんだよ」
「あれ、今日でしたっけ」
「もう10分過ぎてるんだよねー。来られないなら連絡してくれればいいのに。困ったもんだよ」
薬局で働いていた時も。
「ももこさん、面接の人来た?」
「まだいらっしゃってないですね」
「今回は来なかったかぁ」
「あるんですか、こういうこと」
「うん、たまに。断る連絡ってし辛いでしょう。気持ちは分かるけど、別に怒るわけじゃあないんだし。普通に連絡してくれていいのにね」
投薬を終えて患者さんを見送り、カウンターに戻って来た薬剤師さん。静かな店内で苦笑されていました。
あえて配慮するならば、選考最中、あるいはこれから選考しようと時間を空けて待ってくれている会社に対して、でしょうか。
面接出来ないのは痛手だけれど、待っている側からしたら一言欲しい。もしかしたら、本当に貴方の採用を考えていた会社かもしれません。
シビアですが、選考を終えた会社は、採用・不採用のメールを送り終えたら、次(採用者の今後の予定、あるいは求人の再掲)のために動いています。
だから、わたしたちもまた自分たちのことを考えて動きませんか。
お祈りメールが来た会社への仕返しを考えるよりも、他の求人を探す方が精神健康上吉。
お祈りメールをもらったら、もうその企業のことは考えない。他でもなく、自分自身のために。
まとめ
就職活動は堪えます。
精神的にも、身体的にも。
そこに「お祈りメールの返信」という使命を背負う必要はありませんし、時間を割く必要もないとわたし自身は思っています。
深く考えずに作業ゲーが如く、カットアンドペーストするという方法があるっちゃああるので、一概には言えませんが。
社会に出たら、自分を守るのは自分自身。
自分を自分が大切にするという面では、一つの選択肢ではないでしょうか。
好きなことをしてストレスを解消をする、という方法もあります。
こちらについては、色んな方が書かれていたので割愛させて頂きます。
ちなみにわたしは、面接後に100円〜200円内でのスイーツかお菓子を買って帰るというご褒美を自分に付けていました(`・ω・´)\食い意地
それでも疲れて立ち止まってしまうことがあるかもしれません。それはそれで必要な時間。
自分に合った気持ちの切り替え方を見つけたら、また次へ挑戦してみましょう。
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