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【実体験】履歴書の書き方・転職編!わたしが退職理由を書かない理由!

 さて。転職を決めたはいいけれど。

「履歴書の職歴の欄に退職理由って書かないとダメ?」

 今回はそんな疑問に転職時の履歴書の書き方を含め、実体験ベースでお答え出来ればと思います。

 結論を言ってしまえば、退職理由については書かなくても大丈夫です。

 わたしは新卒で入社したところを辞めてから、ホテル業界、更に薬局業界と業界を二度変えました。
 調剤薬局事務時代には、管理薬剤師さん(薬局における店長さん)にちらっと頼まれて採用面接にも関わっておりました。

 少しでも参考になりましたら幸いです。


履歴書の選び方

 まずは、履歴書選び。
 コツは、一番項目の少ない履歴書を選ぶこと。

 こちらが実際私が愛用している履歴書です。シンプルイズベスト。

 項目は、氏名住所性別、学歴職歴、資格、志望動機、所要時間、扶養人数、希望欄、これだけあれば十分です。

 最近は履歴書をメールで送ったり、転職サイトに登録するので、パソコンで作成する方も多いと思います。

 「履歴書 テンプレート ダウンロード」で検索したら色々出てくるので、自分の書きやすいものを探してみてください。

 「もっとたくさん書いた方がいいんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、むしろ項目が多くて突っ込まれることがありました。

 転職の決まったホテルの面接では趣味を書く欄のある履歴書を選んだからから、それについて深掘りされたので、次からは上に載せたようにシンプルな履歴書を使うようになりました。

 フォーマットのことで注意を受けたことは一度もないので、自分が書きやすい(埋めやすい)ものを選べばOK。

 ちなみに、わたしは履歴書をメールやフォームで提出を求められた場合は、パソコンで作成したものをPDFファイルに変換して提出。郵送や、直接面接時に持参する場合は、手書きで用意して提出しています。

 もしパソコンで作成したものを紙ベースで提出する場合は、プリントアウトしてから、写真は別に貼る方がスタンダードかと思います。
 
 その他、封筒や添え状については、こちらを参照ください。

 また、氏名、性別、生年月日、現住所、連絡先、メールアドレス、学歴、取得資格までは新卒同様に記入すれば大丈夫です。

履歴書の書き方

職歴

 こちらですね。今回の本題。
 わたしが既卒の履歴書の書き方で迷ったところ、それは退職理由の記入です。

 「○○会社 入社」
 「○○会社 △△のため退職」

 と、書くのがスタンダード。

 強いて書くならば「一身上の都合により」ですが、気になる方は気になるらしく、「ここにこう書いてあるんだけど」「本当にそれだけ?」って初っ端から勘ぐれて突かれてうんざりした経験が何度かあります。

 結果、どうしたか。
 その後の転職活動において、理由を書かずに提出しました。

「○○会社 退職」

 と簡潔に記入、提出しています。普通に面接に進めました。個人的には書いていた時ほど、しつこくは聞かれない印象を受けました。

 正直、書いても書かなくても退職理由については面接で確認されます。そこで、納得して頂けるように話せれば問題ありません。

 私が業界を変えようと決めたときは、自分の周りでも転職した方の年齢がほぼ同じくらいであったこともあり、「業界を変えるならば、キャリアを積むためにも○歳までのうちに転職した方がいいと先輩にアドバイスを頂いたので、退職を決めました」と話しました。

 場合によっては必ずしもプラスの理由で辞めるとも限りません。そんな時は、

 「少しでも若いうちにと思いまして」
 「やってみたい、挑戦してみたいことがありまして」

 なるべく前向きな理由を考えます。
 とはいえ、退職理由を聞いた相手によって反応は様々です。

 「なるほどね」と相槌打ってくださる方。
 自分も同じだったからと共感してくださる方。
 サラッと聞いて終わる方。
 逆に「まだ若いんだから(求人に下限年齢記載なかったですよね……?)、別の職種でもいいでしょう」と仰る方。

 その会社がどれだけ人を求めているのか。そして自分の経歴や人柄がそこにマッチング出来ているのか。あとは、面接官との相性だと思っています。

 わたしが面接の席に居合わせた時も、

「今の人どうだった?明るいし、話しやすいし、いい感じだったよね。よし、決めた!」

 面接後、管薬さん即決。
 その後に転職した先でも、わたしを担当した面接官さんが帰り際。

「一週間以内に書類郵送で送るから!待ってて!」

 と声掛けてくださいました。
 後で聞いた話だと、彼は面接後店舗に顔を出して。

「今の子に決めたから」

 そう言い残して本社に帰ったらしいです。
 不採用と採用とを繰り返してみると、その時の面接官の感触で受かったかどうかは大体分かるようになりました。面接は運というより、面接官とのコミュニケーション。向こうが自分に対して、どこにどれだけ好感を抱いてくれるのか。自分が向こうに対して、どこにどれだけマッチングできたのか。それを測る場所。

 長くなりましたが、退職理由については履歴書に書いても書かなくても大丈夫です。
 面接でしっかり話せる理由を固めておくことが大切です。

志望理由

 これは先に例を挙げます。私が調剤事務の業界内で転職したときに書いたものです。

(例)処方せんの入力、調剤補助や労災・自賠の処理等を担当していました。その延長で独学にて調剤事務管理士の資格に挑戦し、合格することができました。今後も笑顔で丁寧な仕事を心がけていきたいと思います。よろしくお願い致します。

 最初に、自分が業務上担当してきたことを書きます。

 次に、そこで得た成果を書く。この場合は資格取得ですが、なんでもいいです。明るい丁寧な対応で患者さんからお礼を言われた経験があるならばそれでも大丈夫。

 そして、今後はどうしていきたいかを書きます。
 最後に「よろしくお願い致します」で締める。以上。

 上記のように簡潔に書いても、体感的には志望理由について新卒の頃ほど細かく聞かれることはありませんでした。

 聞かれるのはむしろ、業務的な内容です。

 こらからやることになる仕事の概要の説明。
 希望給与額。
 求人の福利厚生欄に対する説明と同意。
 退職理由、志望理由、職務経歴書の内容。
 どういうことに気をつけて仕事をしているのか。
 それから世間話。

 新卒の頃の「こんなことまで聞く?」と思う程の質問攻めを受けた身としては、割とあっさりしていると申しますか。「これで終わりか」と脱力しました。

 圧迫面接とか、アレ本当になんだったのだろう(遠い目)。

本人の希望欄

 これは求人に「特記事項で書いてください」と記載がない限り、空欄で出しました。

 人によっては、給与の希望額、職種希望。
 シフト制のところであれば、希望の時間も書くこともありますが、面接で具体的に聞かれるので答えだけは用意しておきましょう。

通勤時間

 自宅から会社までの所要時間を記入します。

 路線等は面接の時に聞かれることがありました。
 

扶養家族、配偶者の扶養義務

 扶養家族や配偶者に関しては書いた方がいいと思います。

 自分で確定申告すればほぼ変わらないといえば変わらないのですが、会社で年末調整してもらえれば手間省けるのと(控除によってや副収入がある場合は別)、家族を同じ健康保険に入れた方が安い場合がありますので、そこはご家庭の事情によって判断ください。

まとめ

 今回は転職する際の履歴書の書き方について紹介しました。

 職歴欄は悩みますよね(´・ω・)
 人間、様々な理由で会社を辞めます。退職理由は会社や契約の都合でない限り、悩んでいるならば書かなくても大丈夫です。
 面接で聞かれることは多いので、理由だけはちゃんと用意しておきましょう。

 次回はアルバイト・パート編について紹介しようと思います。よろしくお願い致します。

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