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新Nisaを始めたあなたへ。老後を救うのは、金塊か、筋肉か。

こんにちは。新Nisaが始まり、最初は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)一択だの、そのうちオルカン一択だの、為替を考えなくてもいい日本株がいいだの、そんなところに、トヨタ自動車、ホンダ、マツダ、スズキ、ヤマハ発動機の5社の新車の認証試験で不正が確認されたというニュースが飛び込んできて、もうにわか経済学の生徒は、がっくり!
さらに、そのうち持ち直すだろうと思っていた円も、ダラダラと下がり続け…。日銀はいったい何をどうしたいんだろう。円安円高、いろいろメリットデメリットあるとは思うのですが、やっぱり円は強くあって欲しい!

健康という貯金は可能か

老後の資金2000万円問題で、にわかに自分の老後を考える今日この頃。
若い人には、ピンと来ないことかもしれませんが、しかし、病気になってしまうか、健康で長生きするかで、必要となる老後資金はまったく額が違ってきますから、ね。老後資金は試算出来るようで出来ないというか。

〝にわか〟ですから、本を読んでいて、気が付いたら、休日に机に5~6時間座っていたということも。良くないな~。「ほったらかし投資術」と言いますが、やはり値動きが気になるというのが人情です。

座りっぱなしを防止せよ

仕事や「投資に費やす時間」と「運動する時間」とのバランスが、大切と改めて思う次第です。座りっぱなしは、百害あって一利なしですから。
しかも、「健康」を、目に見える貯金「筋肉」がその一端を担っていることが、最近の研究で分かってきました。

運動によって筋肉から有力ホルモン“マイオカイン”が分泌

運動によって、筋肉から“マイオカイン”というホルモンが生まれ、それが脳を刺激し活性化するということです。
さらに、このマイオカインは、脳の活性化だけでなく、免疫機能を強化し、心臓病の予防や改善を促し、がん発症を抑制するなど、全身にいい影響を及ぼすということです。
有限な時間を、もう少し運動に割り当てた方が、トータルで効率が良くなるのではないかと考える、今日この頃です。

ロコモティブシンドロームとは⁈

日本は、世界でも有数の高齢化社会となりました。長寿は、大変喜ばしいことです。しかしその一方で、特に病名がついていなくても、腰痛や関節痛、歩行時のふらつきや骨粗鬆症などによる運動器の障害をかかえる人が増えています。
人生100年時代、「健康寿命」に注目が集まっています。健康寿命とは、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のことです。平均寿命と健康寿命の間には、男性で約9年、女性で約13年の差があります。
 「運動機能で健康寿命が決まる」ともいわれています。
日本整形外科学会では、健康で将来寝たきりにならないように、「ロコモティブシンドローム」という言葉を提唱し、定期的な運動の必要性を伝えています。7つのチェックポイントは、
1. 片脚立ちで靴下がはけない
2. 家の中でつまずいたり滑ったりする
3. 階段を上るのに手すりが必要である
4. 家の中のやや重い仕事が困難である
  (掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)
5. 2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
  (1リットルの牛乳パック2個程度)
6. 15分くらい続けて歩けない
7. 横断歩道を青信号で渡りきれない
詳しくは、日本整形外科学会公認 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト参照
骨密度や筋肉量のピークは20~30歳代で、以後少しずつ減少していきます。座ってばかりで運動習慣のない40歳代にもロコモティブシンドロームが当てはまる場合があるので、注意しましょう。

『国民のための名医ランキング 2021~2023―いざという時の頼れる医師ガイド 全国名医1045人厳選』394頁より


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