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「パリ・コミューヌ」パリが別名パナム?パナマ運河との関係は?


パリは別名、パナム(Paname)と言われています。

この呼び名はオフィシャルなものではないので、パリ市庁舎前にあるというものではありません。

ただ、一つ見つけました。

パリ13区のある広場の一角に、

「Place de la Commune de PANAME」と書かれた表札があります。

意味は、パリ・コミューヌ広場です。

フランス語読みで、プラス・ドゥ・ラ・コミューン・ドゥ・パナム。


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表札がある角は、こんな感じです。

3本の道

rue de la Butte-aux-Cailles,
rue de l'Espérance,
rue Buot.

が交差している広場です。

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広場には、ドクタースランプあられちゃんに似た、壁アートもあり、少し日本ぽいですね。

ところで、

Pourquoi Paris est surnommé "Paname" ?

何故パリは、パナムと呼ばれるのか?

については諸説ありますが、パナマ運河の建設に最初はフランスが計画参加し、最終的にはフランスは計画を断念するパナマ事件が起こりました。

19世紀末のフランスで起こった贈収賄事件で、多くの一般パリジャンも資金募集に加わり、大金を失うことになったのです。



Paname
On t’a chanté sur tous les tons
Y a plein de paroles dans tes chansons
Qui parlent de qui de quoi de quoi donc

このパナムの歌は、フランス人歌手ジュリエット・グレコが歌っています。

パリ、

あんたに全部の拍子で歌を歌った、

あんたの歌には沢山の言葉がある、

誰のことを、何を、誰が話すのか、それで、

という出だしの歌です。

あんたと訳しましたが、Tuはパリのことで、パリのへの思い、愛が描かれている歌です。

グレコさんは、パリを愛した歌手で有名ですね。

とりわけサンジェルマンデプレが好きで、告別式はデプレの教会で行われれました。

パリのことがパナムと言われているのを知った時は、パナマ運河との関係を疑問に思いましたし、またパナムと歌われていたのも興味深いですね。


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