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みんなで笑顔で食を楽しむ時間が私の夢だった

「家にお客様を呼んで食べながらワイワイ、みんなが笑顔になる」
そんな場所を作りたいなあと妄想にふけっていた、私の話。

3年前にスポーツイベントのためにお寿司を作り売り始めました。
スポーツ施設内のキッチンを借りて作っていたのです。
オーストラリアでは(たぶん日本も)、販売用の飲食物は、食品衛生法で決められた基準を満たしている場所で作ることになっています。
基準を満たしていない一般家庭では作ることができません。
借りていたキッチンはこの基準を満たしているため、私は借りていました。ただイベントの時間だけにしか使えないというリミットがあり、いつか自分が好きにアクセスできるキッチンが欲しいと思うようになりました。

1年前に知人から嬉しいお誘い。
10年以上前に販売用の食品を作っていたキッチンを貸してあげると。
誰も使っていないから中は蜘蛛の巣がはり、知人の物が山積みに。
外壁も蜘蛛の巣だらけ。

友人たちの手を借りて、半年かけて掃除・ペンキ塗りや電気の開通などを済ませ、食品衛生法の基準に満たされたキッチンへと変わりました。
24時間アクセス出来て、自分が好きに使えるキッチンです。

今度は食べてもらうお店が欲しくなりました。
(人間というのは次から次へと欲が高まる動物だなとつくづく思います 笑)

×ロナ以降、飲食業に限らず一部の商売には今まで以上にリスクの高くなる時があります。お店を構えてしまうと万が一の時に負債を抱えてしまいます。

もう一度、自分のやりたかったことに戻ります。

私は、どうしたかったんだろう。。
そんな風に思っていた自分がいました。


「お代わりください、めっちゃ美味しい」の青年の声でハッと我に返りました。ある繋がりで知り合った日本人の若い人たち(一人はワーホリで、もう一人はご主人がアジア人)が我が家に来てくれて、私の作った食事を食べてくれています。同居人と一緒に笑いあり、歌ありで楽しい時間を過ごすことができました。

たくさん作った鮭のあら汁もほぼなくなり、祖母が教えてくれた、散らし寿司、朝摘み自家製レタスのサラダもあっという間に。



麻美ママさんの食事が食べられるなら、いつでも来たいと感想をいただきとても嬉しく充実した時間を過ごせました。

世の中の不安で自分の心もあちこち行きそうになりますが、自分がどうしたかったのか最初に戻ると答えを見つけることができました。

自分を受容できるようになったマインドフルネススキルを皆さんにシェアして社会に貢献していきたいです。これから色々なことを発信していこうと思います。サポートは、これらの発信活動と学びに使わせていただきます。