嘘だろ！？部長でも月５万円の生活？part２

前回の記事はこちら
https://note.com/sakuraishowhey/n/n9c1afaec2254

僕と同じ失敗をしないようにこの記事は最終話まで読んで欲しい。

悲劇の始まりとは、、、

失敗の連続

僕は、会社員として、更には部長職として働いていたため、時間がなかった。

だから行き着いた発想と言えば、僕の会社員の周りでうまく行っている話をよく聞いていた投資。

投資だったら、時間をかけずにお金を稼ぐことができるのではないか？

そんな発想を持った。

最初は本屋に行き、宅建を取って、給料の良いと聞く不動産関係に転職するための準備をしよう。

もしくはファイナンシャルプランナーの資格を取って、化ければ給料の良い保険屋になろうか、、、

そんなことも考えましたが、前項で書いたように、部下やお世話になったクライアントを捨てて転職というのがどうもイメージが出来なかった。

だから、投資に行き着き、投資の本を買い漁った。

でも、結局よく分からない。

なんなら、僕は基本的に頭が悪いので勉強が大っ嫌い。

そんな僕が、本から学びを得て実践出来る訳もなく。。。

で、行き着いたのが、そうだ！

プロから教わった方が早いだろ。

こう思ってセミナーを受けに行くことにした。

投資はリスクがあって実践出来なかった

僕は、不動産投資（新築、中古）、FX、株、先物取引などのセミナーを片っ端から受けた。

でも、セミナーを聞いていてもいまいちよく分からない。

僕は、１８歳の時からパチスロにどっぷりハマっていたので、そもそもギャンブラーで熱くなったら止まらないタイプ。

そんな僕が投資となったら、、、

FXや株、先物取引の選択肢は消えた。

かと言って、不動産投資は莫大な資金が必要だった。

中古ですら８００万円とか大金が必要。

新築になると数千万円〜の話。

結局、家を買うわけでもないのに、数千万円の借金（融資を受けて）をして３０年先まで見据えてそこからプラスになるかもしれない。

無知の僕がそんなギャンブルをする気にはならなかった。

というか、借金をしてまで、そんなリスクを背負ってまでやりたいとは思わなかった。

結局、セミナー受講費だけがどんどん消えていき、何も変わらない生活が続いた。

そんな時に出会った物販のセミナー

僕は、何かヒントがないか、、、

ひたすらセミナーサイトを見て、セミナーを探していた。

そうやって探していると初心者でも副業で５万円から稼ごう！

そんなコンセプトの物販のセミナーに出会った。

その時に講師に言われたことは今でも覚えていて、

「桜井さん、今を変えようとセミナーに参加していることは素晴らしいことです。でも、実践しないことには何も変わらないですよ。」

ハッキリこう言われた。

僕自身、セミナーを受けまくっていたけど、結果、何も実践出来ておらず、何も変わっていなかったので、この言葉がすごく響いた。

そのセミナーの最後でコンサルの案内があった。

受講料は３９万円という金額で、半年間で月収３０万円を目指そう！

そんなコンセプトだった。

金額にビビったけど、これで稼げるようになるのであれば、、、

そんな気持ちが勝りチャレンジすることにした。

いざ、始めて見ると、、、

本物の起業家が集まるスクールだったが、、、

確かに月収３０万円を超える会員が多数いた。

実際に行ったのは「Buyma」という海外ブランドを輸入して転売を行うというもの。

これは、無在庫転売が公認のサイト。

どういうことかというと、自分が売り出したい商品の画像を加工し、商品説明を書き、出品する。

その際、手元に在庫がなくてもOK。

売れたら、自分が仕入れようとしている仕入先から仕入れ、それを届けるというもの。

「売れてから仕入れる」というリスク０の手法だった。

ただ、、、

海外ブランドを海外から輸入なので、日本語訳にしてもサイズの仕入れ間違いをしてしまったり、何か間違いをした場合、英語対応をしなければ行けなくて、、、

英語の喋れない僕は、思いを伝えることが出来ず、僕の手元にいつ届くのか？など、色々困ることも多かった。

もちろん、こんなのは出来ない言い訳にしか過ぎない。

結論から言うと、僕は稼げた月でも５万円〜１０万円くらいだった。

こういった物販は良くても利益率は２０％。

３０万円を稼ごうと思ったら１５０万円。

５０万円を稼ごうと思ったら２５０万円。

１００万円を稼ごうと思ったら５００万円の資金が必要。

利益率の低さから地味な作業の量が半端じゃない。

開始当初はバイヤーとしての信用度も低いため、１つ売れても利益が１０００円〜２０００円という世界。

毎日２０〜３０の出品をしろと言われた。

僕は、出来ても１０〜１５だった。

他にも問い合わせ対応など、稼ぐためには、薄利多売のため、とにかく膨大な作業をしなければいけなかった。

僕は、そんな何より地味すぎる作業、まるで会社で言えば、事務職のような仕事内容に営業職だった僕は、楽しさを見出せず、挫折してしまった。

ここから学んだこと

初期費用の３９万円は全然回収出来なかったが、大きな経験を得た。

実際に稼いでいる人たちは、裏でドン引きするような努力をしていた。

成功するための努力の基準を知れたことは大きかった。

何故なら、僕は会社員として部長にまで上り詰めた。

どこかで天狗になっていたのかも知れない。

しかし、起業家のスクールに入ってみて思ったこと。

１０年ちょっとかけて部長職に上りはしたものの、ここにいる人たちは数ヶ月で月収３０万円とか達成していく人たちがいる。

その努力の度合いは会社員とは比較にならないほどのもので、何より本気で人生を変えたいと目の色を変えてやっている人が多かった。

その努力や覚悟の基準には感服したことを覚えている。

素直に負けを認められた瞬間でもあった。

僕は副業に失敗し、気持ちを新たに本業に専念することにした。

すると、、、

年間で２億４０００万円の仕事を受注

これにもストーリーがある。

それはまた、次回書こうと思う。