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【複業の心得】自分の仕事を無くす努力をせよ。

複業として新たな企業に参画する場合の心得について、400件以上の複業プロジェクトを通じて感じた気づきを共有します。

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複業では、”自分の仕事をなくすこと”が価値になる!

どの複業プロジェクトでも共通して言えることですが、発注者サイドの考え方としては、自社でうまくできないから複業人財(外部人財)にお願いしている、という背景があります。言い換えると、できることなら本当は自社でカバーしたい。ということです。

つまり、科された目標を達成することは当然の事ながら、目標を達成し、与えられた業務を内製化するところまでサポートをする、さらには、業務として作業をしなくても上手く回るようにする、というところまで求められます。

言い換えると、複業として与えられた自分の仕事をその組織から存在自体なくすこと、にコミットせよ、という話です。

ちなみに、与えられた業務を内製化もしくは完全効率化した場合、自分の仕事がなくなってしまうことを危惧されるかもしれません。けれど安心してください。与えられた仕事を効率化できるような優秀な人財は、必ず追加で新たなプロジェクトを依頼されます。

また、もし仮に先方の状況的に追加発注されない場合は、ぜひ当社サービス「ハッシュミー」にご連絡ください。我々のチャネルを生かし、複業遂行能力の高いあなたのことを他の会社に紹介いたします。

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実例

ここで1つ実際の複業プロジェクトの話をします。

Aさんは急成長ベンチャーB社にて複業プロジェクトに参画しました。与えられたミッションは「急成長により疲弊したCSチームの改善」です。

急拡大により受注件数が想定以上に増えてしまい満足いくサポートができなくなってしまっていました。

そこでAさんはこれまで俗人的にオペレーションを回していた部分を仕組み化による効率化を図り、見事たった3ヶ月間で、オペレーション作業の大半を削減しました。以前まではアルバイトやインターンを含め5人がかりで行っていた作業をたった一人だけで完結できるようにしてしまったので、大幅なコスト削減にもつながりました。

これにより、元々想定していたCSチーム改善プロジェクトは、想定よりも圧倒的に早く改善を終えることができました。

この結果を踏まえ、発注企業である急成長ベンチャーB社は、他のチームの業務効率化もお願いしたいということで、CSチームの次に、営業チーム、それから人事チームのテコ入れ、仕組み化を担うことになったのです。

これは与えられた仕事を無くす努力をした結果、組織にとってより良い成果をもたらし、結果的にAさん個人としても多くのプロジェクトを担い、もちろん想定以上の報酬を手にすることができた例です。


まとめ

今回は複業の極意である「与えられた仕事は自分がいなくても回るようにしろ!」というお話をしました。本当に仕事ができる方は、複業における自分の立場を理解し、組織にとって何が必要なのかを瞬時に判断して行動に移します。言われたことをただ行うだけではなく、本質的に必要としていることをいかにして提供できるかが、あなたの価値を決める要因になるとも言えます。ぜひ参考にして、今日から自分の仕事を無くす努力をしてみてください。

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