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短歌

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厨二臭い短歌を製造中!少しでも読んでいってもらえたら嬉しいです...
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2024年1月の記事一覧

短歌☦︎︎ 22

恋愛歌には実体験0です、虚しい

降り注ぐ 暴力の雨 愛故と どうして君のが 泣きそうだったの?

首に手を 掛ける歪んだ 恍惚に 魅せられている だからこのまま

呪詛のよう 脳内巡る 悪辣へ 意味なき謝罪 空中に消ゆ

本当は 探しているんだ 過去という 呪いの枷を 壊せる人を

純愛と いう名のもとで 僕を抱く サディスティックに 安堵を覚え

手の中に 収まるドールは 誰よりも 世界でいち

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短歌☦︎︎ 21

まだがんばります、、

旧き友 通学鞄 両ベルト 繋ぎ感じた 謎の官能

対等で あろうと言った その君に 僕は手首を 掴まれ組臥す

人間の 三大欲求 無ければなぁ 心穏やか 生きれたかなぁ

細き手に 指輪はするり 落ちるから 決して解けない 首輪を授く

映し合う この関係に 名すら無い けれど鎖で 繋がる二人

甘美なる 声は聞こえぬ 振りをして 本能がまま 侵す聖域

君が持つ 大切なも

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短歌☦︎︎ 20

ついに20まで来たか...精進します(泣)

冬盛(さか)る 寂しき公園 幻、と あの日分かちた チョコレートの香

白き布 甘言惑う 痩身を 突き刺し砕く 流るるは赤

失った ものが戻らぬ 虚しさで 空洞の中 響く慟哭

頭上の手 縋りついては 僕を見る 涙と津液 蕩け眼で

いつからか 歪んだ二人 成れの果て その醜さも 愛せてたなら

今生の 別れは今や 光とて 相思の彼ら 未だ闇を生く

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短歌☦︎︎ 19

歌詞、人、言葉、恋愛...使えるものは全て使う...(ネタ切れ)

迫り来る 逢魔時の 闇呑まれ いざ参らんや 百鬼夜行へ

軽いかな たった五文字の 「愛してる」 証明するから 隣で歩くよ

秀麗な 人は人では あらぬやう 紫黒染まりし 髪見て思ふ

禁断の 果実に君と 手に取った 迫害された 先さえ楽園

付けた傷 付けられた傷 その全て 誰かの痛み 知る優しさに

絶たれても 同じ痛みを 知

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短歌☦︎︎ 18

よかったらどうぞ。

恋や愛 人との繋がり あれやこれ まずは救いで あるべきなのだ

蒼穹に 揺らぐ 真白の ワンピース 目に滲むのは 汗か涙か

万事から 身を翻し 進みゆく 孤高の者よ 異端者であれ

冥闇に 灯る魂 かの如く 人は皆行く 黄泉の旅路へ

舞い降りし 天使の羽根を 捥いだなら 貴方は僕に 堕天しますか

黒き髪 白装束の あの姿 残夢となりて 僕を惑わす

もう誰の 人影もな

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