赤と黒

「赤と黒」/スタンダール作・桑原武夫、生島遼一訳(岩波文庫)


コロナ期間に何か新しいジャンルの小説を読もうと母におすすめを聞いたらすすめられた小説「赤と黒」。

世界の十大小説の一つだそうです。


今まであまりフランス文学読んだことなかったので初挑戦…!


岩波文庫でよみました。上下巻。


舞台はフランス。

貧しい平民に生まれたジュリアン・ソレルであるが、彼の才知と自尊心はその枠には収まらないものであった。

彼は野心を燃やし、彼の賢さ、美しさをもって教師、あるいは僧侶、はたまた秘書としてその地位を登らせていく。そのなかで荒々しく恋をし、貴族階級へ食い入っていく物語。


前半は…正直ぜんぜんページが進まず、すっごい時間かかった。笑

面白いんだろうけど、現代の読みやすい小説になれてるせいか結構読みにくさを感じてしまい…


ところが話が進むにつれ「え?これどうなるんだ??」と展開にくぎ付けになり、後半はすいすい読めました。

ラストシーンの描写が衝撃的で印象に残りました。


しみじみと心に落ちる恋愛小説でした。

歴史に淘汰されてるだけのことはありますね。


他の「世界の十大小説」を読み進めていきたくなりました!



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