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【これだけやれば余裕で合格】公認会計士試験 企業法 短答対策総まとめ
こんにちは、さくらです。
前回の記事では、長い間受験勉強をしてきた私が気づいた、結局短答に受かるにはこれさえやればいいという短答攻略の全体像について書きました。
今後の記事では各科目それぞれの短答攻略法について、学習開始時から知識の定着、答練の活用法や直前期の対策等、より詳しく書いていきたいと思います。
第一弾は企業法
✔企業法の勉強を始めたばかりで何をやっていいのか分からない
✔覚えることが多すぎてやってもやっても忘れてしまう
✔短答問題集は解けるのに答練の点が伸びない
とお悩みの方に特にオススメの内容です。
直前期対策の章に、私が合格した際の直前期に使っていた「短答論点洗い出しリスト」をおまけに載せておくので、気になる方はご参照ください。
【私はこうして合格した】
— さくら | CPA逆転合格note公開中 (@sakura_cpa) February 22, 2021
以前、本試験で確実に正答するためには、重要論点を正確に理解して定着することが必要だとつぶやきましたが、今回はどうやって定着を行ったかについて
直前期では、重要論点に関する問いをリストアップして壁に貼り、見た瞬間にその論点を思い出せるか訓練していました。 pic.twitter.com/3gEmHZ3io5
1.短答企業法攻略の秘訣
まず短答企業法の特徴を再確認し、それを踏まえていかに効率よく得点を最大化するか考えていきましょう。
短答の企業法は、論文とは違って条文の趣旨が問われないので、結論さえ覚えてしまえば解答できる分、点を取りやすい科目と言えます。
覚えてしまえば点が取れる科目ではありますが、企業法の最大のネックはその範囲の広さ。
会社法に加えて金商法、商法からも出題される膨大な試験範囲。
もちろんこれらを全て覚えるのは現実的でないし、頻出論点は大方決まっている分、全部覚えなくても十分得点可能ですが、重要論点に絞ってもかなりの範囲になるのは否めません。
紛らわしい選択肢やひっかけも出題されるので、正確に覚えていなければ正答できず、さらにこれが重要論点である場合、しっかり押さえている受験生に差をつけられてしまうことに。
以上を踏まえると、企業法攻略の要は
膨大な範囲を正確に暗記し、試験当日まで記憶を維持し続ける
ことだと言えます。
それでは以降で、短答企業法の学習法(学習開始時点から直前期対策まで)についてお伝えしていきます。
企業法は短答当日最初の科目ですので、ここでの手応えがその後の精神状態に影響し得る点に要注意。しっかり得点しておいて後の科目に余裕を持って臨むためにも、「企業法は簡単」と油断せずに万全の対策をして望みましょう!
2.【分かったつもりを防ぐ】講義の受け方&進め方
学習を始める際、多くの方は所属する予備校の講義を受けることから始めると思います。
(予備校に通われていない方は、この章を読み飛ばして構いません)
ここで注意したいのは、過年度生で他の予備校に移籍した方。
前回の記事でも書きましたが、なかなか短答を突破できない過年度生の方にこそ見直してほしいのは、「自分は本当に“理解“ができているのか」ということです。
私自身、「落ちたのは問題演習が足りなかったからで、論点の理解はできている」と錯覚しており、CPA移籍後に上級生向けの圧縮講義を受けてからようやく、実は理解できていなかったと目が覚めました。
その後、素直に「理解」からやり直すと成績が順調に伸びて短答、論文ともに一発で合格することができたので、今この記事を読んでギクッとした過年度生は、一度「本当に自分は分かっているのか?」と自問自答してみることをオススメします。
理解からやり直す場合、上級生向けの講義を受講するかテキストを読み直すことになると思いますが、どちらにするかはご自身のスケジュールや実力を勘案して決めていただければ良いかと。
(どうすれば良いか悩んだら講師の方に相談するのがおすすめ)
前置きが長くなりましたが、初学者であれ経験者であれ、注意したいのは講義の受け方です。
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