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【諦めかけている人に伝えたい】公認会計士試験に落ち続けた私が合格に転じた方法

こんにちは、さくらです。
以前の記事では、短答式試験に落ちまくっていた私のNG勉強法について書きました。

今回の記事では、そんな私が「これを変えたら受かった」方法についてお伝えします。

✔頑張っているのになかなか合格できずに苦しんでいる方
✔ 答練の点が安定せず、合格できるか不安な方
✔短答を間近に控えるも、管理会計の出来にヒヤヒヤしている方

に特にオススメの内容となっているので、参考になれば嬉しいです。


1. 【要注意】過年度生が陥りがちな幻想

なかなか短答を突破できない過年度生の方にこそ見直してほしいこと。それは「自分は本当に“理解“ができているのか」ということです。

短答に2回落ちた後、CPAに移籍する前の私は「落ちたのは問題演習が足りなかったからで、論点の理解はできている」と思い込んでいました。
以前の記事でも書きましたが、理解があやふやなのに問題集を繰り返していたのに、自分では理解出来ていると錯覚していたのです。

目が覚めたのはCPA移籍後、講義を受けてから。
2回目の短答不合格から半年以上ブランクがあり、試験範囲の大部分を忘れていたため上級生向けの圧縮講義を受けました。

CPAの丁寧な講義や網羅的なテキストに接したこのとき、「あれ?もしかしたら理解できていなかったかも?」と気づき、ようやく「理解」の必要性を痛感したのです。

その後、素直に「理解」からやり直すと成績が順調に伸びて短答、論文ともに一発で合格することができました。
「理解」ができたことで、短答式試験問題を解くための解答力のトレーニングがスムーズに進んだからだと思います。


「理解」を固めた講義の聴き方は以下の通りです。
①一発で理解する姿勢で聴く
②本当に分かっているのかと自分を疑う
③覚えるべき箇所を目立たせて直前期の暗記に備える

①一発で理解する姿勢で聴く
講義を見始めたのは2020年の1月、短答(当時は2020年5月予定)まで時間が無かったので講義中に完全に理解する覚悟で聴きました。
倍速視聴することで、聞き逃すことのないよう、集中して短時間で取り組めたと思います。

②本当に分かっているのかと自分を疑う
講義中はただ講師の話を聞き流すのではなく、「本当に自分は分かっているのか?」と絶えず自問自答。
自分自身に「これはどういうこと?」と問い、説明できるか試していました。
分かっていないと説明できないので、このことで「分かったつもり」「理解できているつもり」を防止。

③覚えるべき箇所を目立たせて直前期の暗記に備える
講義中、講師がテキストの「ここは覚えておくように!」とか「ここ大事!」と説明した箇所にはすかさずマーカーを引き、覚えるべき箇所がひと目で分かるようにしていました。
こうすると見た瞬間に暗記事項がどこか分かり、直前期にテキストを繰り返し見返すときに覚えるべき箇所を効率的に覚えることができました。

このようにして「理解」を固め、直前期の暗記の土台作りをしたことで結果的に暗記もサクサク進められるようになりました。

この記事を読んで「あれ?理解怪しいかも?」とギクッとした方(特に過年度生)は、一度「本当に自分は分かっているのか?」と自問自答してみることをオススメします。


2.【頑張ってるのに伸びない】問題集の誤った使い方

こんな経験はありませんか?

「見たことあるのに解けない」

不合格時代の私はまさにこれ。

受験勉強中、問題集を繰り返しゴリゴリ解き
「できた!これで本番でも解けるはず!」
と自信がついてくる。

本試験当日
「あっ、この問題見たことあるやつだ!ラッキー♪解けるぞ!」と舞い上がる。

いざ解き始めてみると「あれ?どうも答えが合わない?計算ミスした?」と解き直し、それでも答えが合わずにまた解き直し、また解けずに時間だけ溶かして結局飛ばすハメに…

というように、
勉強中に見たことがあるはずなのに最後まで答えを合わせられない
(または答えが合ってもそれはダミー選択肢で結局×)

ということがしばしばありました。

このような状況に陥った原因は
「解ける」けど「いつでも解ける」状態になっていなかったから。

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