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息子の不登校⑩ ハハのフリースクール行脚

さて,桜川さんは休職して息子の不登校生活に寄り添うつもりだったが,予想より早く息子はフリースクールに馴染み,新しい生活を楽しんでいた。

ハハは朝夕に送迎するほか,フリースクールのお手伝いをしたり,地元の教育相談やスクールカウンセラーのところへ通ったり,それまで欠席がちだった子どもの用事に積極的に関わった。娘の中学校のPTA役員もやった。一方で他のスクールのことも知りたいとか,仕事をしていると参加できない平日昼開催の親の会にも顔を出してみたいと思った。

そこでいくつかのフリースクールやオルタナティブスクールを見学したり,親の会に参加した。印象的だったところについて書いてみる。

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小学2年生から学校に行かなくなった息子のフリースクール・ライフ。

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