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浮世絵師・川瀬巴水の作品を見るには

先日、「浮世絵はじめ」という記事で浮世絵師・川瀬巴水の作品が好みであることがわかった。そこで川瀬巴水の作品を見るには、どこに行けばいいのかを調査した。

今回は、この調査結果を【インターネットで閲覧できるもの】と【美術館で閲覧できるもの】に分けて整理した。

インターネットで閲覧できるもの

・世界中の様々な美術館や大学が所持している川瀬巴水作品(Ukiyo-e.org データベース)
サイト名:浮世絵検索
閲覧できる作品リスト:https://ja.ukiyo-e.org/search?q=%E5%B7%9D%E7%80%AC%E5%B7%B4%E6%B0%B4

・東京国立近代美術館の川瀬巴水作品
サイト名:独立行政法人国立美術館・所蔵作品検索
閲覧できる作品リスト:https://search.artmuseums.go.jp/keyword.php


美術館で閲覧できるもの

・展覧会「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」
会場:SOMPO美術館
開催日時:2021年10月2日から2021年12月26日まで
公式サイト:https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2020/kawasehasui/

・展覧会「浮世絵風景画―広重・清親・巴水 三世代の眼―」
会場:町田市立国際版画美術館
開催日時:2021年7月10日から2021年9月12日まで
公式サイト:http://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2021-456

・特別展「川瀬巴水-版画で旅する日本の風景-」
会場:大田区立郷土博物館
開催日時:2021年7月17日から2021年9月20日まで
公式サイト:https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/manabu/hakubutsukan/tokubetsu/tokubetuten_kawasehasui.html

・東京国立近代美術館
会場:東京国立近代美術館
所蔵されている作品リスト:https://search.artmuseums.go.jp/keyword.php

※本調査で難航とした点をメモしておく。
難航した点は「〇〇美術館が作品を所持しているとこまでわかったが、現在展示しているかを把握するのが困難」であった。美術館では、時期によって展示作品の入れ替え等があるようで、美術館が作品を所持しているからといってお目当ての作品を見られるかはその時々によるようだ。
従って、【美術館で閲覧できるもの】の調査について、展覧会以外は時間をかけずに打ち切る方針を取った。

Q どんな展示があるの?
A  トーハクの展示には、総合文化展と特別展があります。総合文化展は、主に所蔵品と寺社などからお預かりしている寄託品で構成されます。作品がいたまないように、材質や状態によって期間を定めて定期的に展示替えを行っています。たとえば、絵画、書跡、染織、漆工作品は4~8週間ごとに作品の入れ替えを行っています。

参考:東京国立博物館 よくある質問 / https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=156

おわりに

川瀬巴水の浮世絵作品が好きであるという理由から、川瀬巴水の作品がどこで見れるのかを調査しまとめた。

調べてみて意外だったのは、川瀬巴水をメインテーマにおいた大きな展覧会が直近だけでも三件開催(予定)されていることである。
川瀬巴水は、自分が想像しているよりもずっとずっと影響力の強い人物なのかもしれない。