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『技術者のための特許実践講座』は、読みやすい・わかりやすい・興味深いの三拍子が揃った本でした

今日は『技術者のための特許実践講座 技術的範囲を最大化し,スムーズに特許を取得するテクニック』を読みました。

この本は、読みやすい・わかりやすい・興味深いの三拍子が揃った本でした。

難易度は初級者向けで、実際の事例を多数紹介しつつ、読みやすい文章でわかりやすく説明されていることが特徴です。実際の事例については、成功例と失敗例の両方が紹介されている箇所もあり、非常に参考になりました。

以下は、その中でも特に興味深かった事例です。

  • 米国の発明家ジェローム・レメルソンの話(p.63−p.70)

  • 写ルンですの知的財産戦略(p.136−p.138)

写ルンですの話を読んでから、富士フイルムへの関心が一気に高まりました。

その他にも、特許請求の範囲を記載するときの留意事項(p.32)や5.3.3 ライセンス(実施権の許諾)など参考になる部分が多かったです。

適切なタイミングで本書を読めた気がします。非常に面白かったです。