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「どうして誰も…」そんな“くれない思考”からの脱却

皆さん、こんにちは☀️

日本キッズコーチング協会認定キッズコーチング®エキスパートの小林咲子です😊


私が携わる人事という仕事は、法律や規則に則り、時には、「NO」を職員に伝えなければいけない職種です🆖

「規則上、有給休暇は使えません。」
「給付金の支給対象ではありません。」

それらは全て、私ではなく、法律や制度、公的機関による決定なのですが、

「人事のアイツがNOと言った!」

という受け止め方をされることがほとんど。

特に私の職場の大多数はフランス人、「権利」に重きを置く文化が根付いています。


私からの「NO」により、「権利を侵害された」と思った同僚からは、辛辣な言葉を浴びせられたり、酷い態度を取られたり(もちろん全員ではなく、数名です💦)。実際は「権利の侵害」ではなく、日仏間の制度の違いや、個人の事情を仕事に持ち込んだが為の勘違い(公私混同)であることばかり。

そんな話を先日フランス人の同僚にしている時に、

「そんなことを言われたりして悔しくないの?」

と聞かれました。確かに以前は、悲しみや悔しさがありましたが、ふと、変わった自分に気づきました。

それは、恐らく、キッズコーチングを学んだ事で、”くれない思考 ”から解放されたお陰です❗️

本日はそちらを皆さんにシェア致しますね💡

【“くれない思考”とは?】

私が勝手に“くれない思考”と呼ぶその考え方は、

「あの人が助けてくれないからうまくいかない」
「あの人がやってくれないから失敗した」

というように、期待していたことが叶わなかったことを嘆く際、他人のせいにする思考です。

昔から、周りの大人が先回りして、自力ではなく失敗を回避して来た子どもは、このような考えに陥りがちなので要注意⚠️


いつもいつも、つまずかないように足元の石を取り除かれていた子ども。いつしかそれが当たり前となり、石をよける術も知らず、つまずいた時には「どうして誰もこの石をどけてくれなかったんだ!」と怒り始めるでしょう。


「転ばぬ先の杖」育児は、今日をもって終わりにすることをオススメ致します☝️


【大人にも蔓延、責任転嫁思考】

ですが、最近は、大人にもこの”くれない思考”が蔓延しているようです😔

つい先日も私の職場で、経営陣を中傷し、揶揄するような行為がありました。

もし正しくないと思ったのなら、なぜ話し合うという選択をしなかったのでしょう?それが出来ないのであれば、周りに相談する事は出来なかったのでしょうか?

また、職員から相談を受ける中で、「職場で何もしてくれない」という言葉も何度となく聞きました。もちろんその気持ちも分かります。気心の知れた仲で、愚痴を言い合い、ガス抜きする事も大切です😂
ただ、これはあくまで「気心の知れた仲で」。内々でやってもらって、続きは解決策の模索が急務。

ただ、こちらが出来る最善の策を施しても、その人達は結局満足出来ません。それは、相手が変わるのを待っている、もしくは相手を自分の思い通りにしたいからだと思います。でもその願いは滅多に叶わないでしょう。

万が一、相手が変わってくれたとしても、自分を変えない限りは、また別な事や人に対する不満が生まれます


【解決策「どうしたら良いと思う?」】

どんなに相手を非難しても、希望が通らなかったことや、起こってしまった失敗の事実は変わりません。

むしろ、次にどうしたら良いかを考えることに時間を費やしたいと私は考えます💡

失敗を分析し、時間配分や環境など、自分が変えられるものから変える、1人で出来ない事であれば周りに手伝いを求める。

もちろん、簡単ではありません。ただ少なくとも、相手の変化を待つよりは、行動出来ます🏃‍♂️行動すれば、次の策を考えられ、物事が前に進みます。


冒頭の同僚からの質問、

「そんなふうに言われて悔しくないの?」

に対する私の答えは以下の通り。


「悔しがる時間さえもったいない。
私がしたいのは解決策の模索と建設的な話し合いだから。」


キッズコーチングの準2級では、問題解決に目を向けた思考方法が学べます📝

ポイントは、「どうしたら良いと思う?」と自分にも子どもにも問いかけ続けることです❗️


最後までお読み下さり、ありがとうございました😌


🌱一般社団法人日本キッズコーチング協会HP⬇️


⭐️日本キッズコーチング協会理事長著書⬇️


🍀キッズコーチングシニアトレーナー吉澤美幸さんブログ⬇️

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