初夏の能登旅 〜前編〜
恋人(と称するのは初めて。照れる…)のBさんとともに、石川県能登地方へ行ってきた。
正確には七尾市という、能登半島の真ん中あたりに位置する場所なのだが、なんとなく「能登旅」という響きが恰好良いのでタイトルは能登としておく。
ちなみに最初は「梅雨の能登旅」にする予定だったが、梅雨時期、しかも元々雨が多いはずの北陸とは思えないほど奇跡的に晴れてたので、「初夏の能登旅」になりました。
前置きはこれくらいにして、さっそく旅の話を。
幸寿司
車で七尾市に向かい、まずは旅の目的のひとつである「幸寿司」さんへ。
むしろここへ行ってみたいがために今回の旅先を七尾市に定めた、と言っても良い。旅のいちばん最初にクライマックスが来る展開である。
このお店は、地元七尾湾で獲れる地の魚を中心に握ってくれる。驚くべきはそのお値段で、おまかせ12貫にお味噌汁がついて3,850円!しかもクオリティが相当高い、とのことで、お寿司大好きな私たちはとても楽しみにしていた。
予約のときも、当日少し遅れる旨連絡をしたときも電話の対応が気持ちよく、さらに期待が高まる。
こぢんまりとした清潔な美しいお店で食べたお寿司は、それはそれは…美味しかった。
※ここから飯テロです
予約したときカウンターがすでに満席で、小上がりの座敷に案内していただいたので数貫ずつ出てきているが、カウンターの場合はもちろん一貫一貫出てくる。
最後の一貫はウニ。
写真を撮り忘れた!…のだけど、大丈夫。
おまかせ12貫が出たあと、その日にあるネタを追加で注文できる。おまかせで出てきたものをおかわりすることも可能。
というわけで、ウニを愛してやまない私は迷わずウニを追加注文した。
ウニだけはね…本当に良いお店で食べないと、薬品くさくて食べられたものじゃないですものね…(急なセレブ気取り)
Bさんはこのほかにうなぎを追加して、「きょうイチ美味い!」と叫んでいた。
そして最後に二人で頼んだもの。
出た!ねぎとろ手巻!!
これがもう、脂が乗っていて最高に美味しかった…。
かなりお腹パンパンだったのに、ぺろりと平らげてしまった。
車で行ったのでBさんも私もノンアルコールビールを頼み、後半はほぼお茶のみ。
次回は日本酒と一緒に食べたい気もするが、素面だからこそお寿司を純粋に楽しめたのかもしれない。とにかく最高でした。
のとじま水族館
七尾から能登島大橋を渡った「能登島」というところに、のとじま水族館はある。
幸寿司さんから車で30分くらいだったと思う。
日本海って暗いイメージがあったけど、季節のおかげか天気のおかげか、こんなに青いんだ…!と感動した。めちゃくちゃ綺麗だった。
美しい海を見ながら、のとじま水族館に到着。
この水族館の目玉のひとつが、ジンベエザメである。
ジンベエザメ自体は大阪の海遊館などでもお馴染みだが、のとじま水族館は、ジンベエザメの水槽を側面からだけでなく上からも見ることができる。
どういうことかというと、
このように、水面にジンベエザメの肌(?)が現れる瞬間がままあるのだ。本当に、手を伸ばしたら触れるところに来るのである。(触っちゃダメ絶対)
私の写真ではなかなか伝わらないと思うが、目の前でジンベエザメのひれが水をかき、その水しぶきを感じられる、というのはなかなかスリリングだった。Bさんはジンベエザメが目の前に現れるたびに「うわっっ!」と言っていた。意外とビビリ。笑
イワシの大群とか
きれいなクラゲとかを経て、
のとじま水族館で私がいちばん楽しみにしていたのは、イルカである。
こちらがイルカのプール。
ジンベエザメと同じく、イルカも上から見られるようになっている。
この水槽が、上から見ると海とひとつづきになったかのように見えて、なんとも美しかった。そしてイルカがしょっちゅう顔を出してくれるのでテンション上がりまくる。
もちろん下からも見ることができる。下からの眺めも良かった。
のとじま水族館ではイルカショーも開催している。
次の回は14:30だった。
14:10頃から「イルカショーの席取っといたほうがいいかな」「もう混んできてるかな」と私がそわそわしていたら、
「わかったよ。おまえはもう頭がイルカショーでいっぱいなんやな」
と笑って、Bさんがイルカショーの会場に行こうと促してくれた。こういうときBさん(5歳下)はお父さんみたいになる。
間近で見るイルカの大ジャンプは、本当に美しく爽快…!!
イルカのあとに出てきたアシカもとても可愛らしく芸達者だったのだが、立ち位置的にものすごく他のお客さんが映り込んでしまったため、写真は割愛。
大満足のショーだった。
イルカショー会場に隣接して、イルカのトレーニングプールがあり、そちらも見ることができた。
トレーナーさんとイルカたちのたゆまぬ努力を垣間見ることができて、ここもとても良かった。
のとじま水族館を満喫し、ふたたび能登島大橋を渡って本島へ戻る。
続きます!
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