不安とパニックでキャパオーバーな中、国際結婚を目指し、さらにネコを抱える
Sakuです。
オランダ人彼が、子猫を保護。
ああ、、、、
Sakuは、このところひどい不安障害、パニック発作続きで、自殺願望が高まっていた。
ほぼ毎日、痙攣、自分をたたく、泣きじゃくる。
お菓子の過食、そして不眠。
仕事には行けていた。が、早退することも多い。仕事に行かずうだうだするよりは、行って優しい先輩たちにパワーをもらうほうがよい。
コロナが彼の職場で出たときから、不安がすごく高まり、WiFiの不良とカスタマーセンターにつながらないこと、彼が配偶者ビザとれるかどうかということ、親に挨拶行きたいのにコロナで行けなくて結婚が進まない、
あらゆるストレスがあり心がぐちゃぐちゃだったのだ。
それら全てを、日本発達途中の彼と分担はできず、Sakuひとりで対応するわけだ。
キャパオーバー。
だから、彼が夜公園へ散歩に行き、
前にも見かけた捨て子猫に同情して「連れて帰りたい」と行ったとき
「無理。絶対だめ。ペット飼えないんだよ。ダメ。」
と強く強く反対した。
これ以上悩みや不安を抱えきれない。
Sakuは猫が大好きだ。将来は絶対に飼いたいよ。でも、今は飼えない。
彼は、
泣きながら「今ヒザの上に乗っている、、」「帰ろうとしてもついてくる」と言う。
私も泣く。前に見かけたときの愛らしい子猫。成猫に混じっていたけなげな猫。
(Sakuたちの住む場所は比較的ネコ保護活動がさかんで、避妊去勢手術をして野良に返す運動がある。手術をした猫は耳にマークがある。ただこの子猫はマークがない。まだ小さいので、捕獲して手術することができないと思われる)
Sakuは大家さんに電話した。
「猫、、ダメですよね?」
「そうですねー、絶対ダメですね、、」
。。。。
しかし彼はまだ泣きじゃくり、私も泣き、
2時間にもわたる、公園にいる彼と家にいるSakuの電話。ずっと「ダメ」「お願い」の繰り返し。
Sakuだって、猫が大好きだ、、愛してる。抱きしめたい。保護したい。こんな可愛い生き物をだれが捨てられる?苦しい気持ち。
で、Sakuは里親を見つけるため、今日は連れて帰ってきていいと言ってしまった、、
愛らしい猫ははじめ、ベッドの下に隠れていたが、しだいに慣れて、エサも食べ、ぐっすり寝た。
寝られないのはSakuで、一睡もできず仕事へ。
さすがにトイレで吐いた。
仕事後、動物病院へ。
ストレス限界で待合室で号泣するSaku。もう心がズタボロだった。強いストレスの上に、子猫という脆い存在が。そして全てを、通訳しないといけない。彼に任せることができない。
お医者さんはとてもとても優しい方で、「野良ちゃんだけど、すごく健康」と言ってくれた。便も検査したが問題なし。
里親を探すならワクチンを打ったほうがいいとのことで、すぐ打ちました。
「里親探し大変でしょうが、どうか頑張って。こういう団体もあります」と言ってくれました。Sakuが目がパンパンで、外国人がとなりにいるし、色々察してくれたのでしょう。
里親探し。
団体に連絡し続けるも、忙しいボランティアの方たちなのでつながらず。メールしました。
それからネットのゆずりますもらいます系のものを利用。冷やかしが3件、1件は「全部あなたが手術やらエサの費用負担するなら飼う」。。
こんなもんかな、、?
そしたら、真剣な方からもメッセージが。
トライアル(1週間ほど預かり、猫との相性を確かめる)を希望する、真剣に猫が好きな人。
先代猫を亡くしているということで、そのときの動物病院カードなどの提示をしてもらった。
(虐待目的などのいわゆる里親詐欺というのがあるらしく、それをすごく警戒した。調べるなかで猫や犬の殺された画像などを見て、つらすぎた)
2日間、まめに連絡をとり、どんな猫か、病院ではなんと言われたかなどやりとりしたが
結局「まだ迷います。まだ時期じゃないと思います」と、お断りされました。
この方は、文章だけのやりとりでしたがほんとに猫が好きで、まえに亡くしたトラウマが大きすぎて、プレッシャーになったのだと思う。
今は、、
猫のために引っ越すかもしれません。
少し遠くなりますが家賃が今とあまり変わらないところをいくつか見つけました。
正直、猫可愛すぎる。癒される。猫のためにがんばれそう。離れたくない。それが本音です。
並行して、譲渡会にも行きますが 「コロナの影響で、簡単には見つからないと思う」と団体の方に言われています。
職場、友人、兄弟の職場と友人、あらゆるところに声をかけています。
適当な人には渡せない。。
SNSで拡散するのも、やはり虐待目的がこわい。
親は、「公園に返しなさい」という。それができたらどんなに楽か、、こんなに憎んでいる捨てる人に、私たちがなるんだ。罪悪感でSakuはつぶれてしまうと思う。
父はとくに猫嫌いなので、「猫を理由に引っ越しなんて馬鹿げている」と、、
父の母(おばあちゃん)も犬猫が嫌いです。たぶんその時代の沖縄の衛生状態から犬猫は汚い、病気持ち、というイメージなのだと思う。方言で猫は「まやー」と言いますが、父やおばあちゃんは蔑視のような言い方でこれを使います。
※愛好家の人もたくさんいますよ
どうなるか。
ただでさえ貧乏、引っ越し資金、、
ぜんぜん大丈夫ではないSakuでした。
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