習慣化が苦手な私から、習慣化が得意な私になれた「たった1つ」の秘訣
これまで何度も、「自己鍛錬を習慣化させること」に挑戦してきましたが、どうしてもうまく続けることができませんでした。
怠け癖と、0か100かの完璧思考を持ち合わせているから、習慣化が苦手。そんなふうに考えて諦めていました。何か新しい自己鍛錬の習慣化にトライして失敗しても「習慣化が苦手だから仕方ないや」と思って、それ以上深く考えないようにしていました。
そんな私が「あれ?習慣化できるようになるかもしれない」と思えたきっかけがあったので、noteに書いてシェアしようと思います。
習慣化と向き合うときが来た
きっかけは、リスペクト&ラヴを抱いている、チルさんと中村洋太さんが習慣化に関するnoteを出されたことです。
読んでいて、偉いなぁとため息が出てきました。他人との差を比べる必要はないとは分かっています。がっかりしているのは、あのとき始めた習慣を続けていたら今どんなにか違っていただろうな、と、うまくいった世界線の自分との差、理想と現実の差のせいです。
10kg痩せて元の姿に戻りたい、とずっと思っていたものの、痩せるための習慣はどれも続きませんでした。毎日体重計に乗る習慣すらなくなったので、体重の増減があったかどうかもよく分かりません。
ダイエット以外にも、勉強のための本を読んだり、とにかくたくさん書いて読んでもらう経験を積んだりと、続けたかったけれど習慣化に失敗した思い出ばかり頭に浮かんできます。
習慣化失敗パターンの共通点
チルさんにならい、私の習慣化成功/失敗パターンを分けて考えてみたところ、1つの共通点に気がつきました。
何か理由があって、1日でもできない日があると、再開できないのです。
習慣化させる!を目標にしているから、途絶えた時点で失敗だと感じてしまっているのは間違いありません。でも、性格上、失敗を失敗のまま放置することも気持ち悪いはず。なぜ再開できないのだろうと考えを進めたところにヒントがありました。
新しく始めるときの「これを続けたらどうなるんだろう?」というワクワク感が持続できていないのです。要するに、つまんないと感じていたことを再開するパワーがない。
これは私にとってひとつの発見でした。
私は、習慣化がニガテじゃなくて、再開がニガテなのかもしれない。
いつでも再開できるようになれば、どんな習慣も続くかもしれない。
続けてきたことを再開できた例を探してみる
命題が変わったので、改めて成功/失敗パターンを考えてみました。
命題:続けてきたことを再開できた例にはどんな共通点があったのか
この答えが出れば、これまで辞めてしまったいくつかの自己鍛錬を再開できるかもしれませんよね。
意外なことに、単に再開できたことなら、たくさんあることに気が付きました。
昨日、一昨日は行かなかったLAVAに、今日は行けた
生理中は控えたけれど、また今週ハンドドリップでコーヒーを淹れて飲んでいる
土日は読まなくても、平日は毎日朝日新聞デジタルに目を通している
書きたいことがあればnoteを書いている
毎日本を読まないけれど、読みたい本があれば読める
引越してすぐは映画を観に行かなくなったけど、今は月に数本は観に行けている
なんでもかんでも再開させるのが苦手、というほどではないですよね。自己鍛錬のためにと無理に始めたことは再開できていなくとも、楽しい、好き、と感じることなら、簡単に再開できるのです。
この瞬間、習慣化できない私→再開できない私→再開すること自体は得意な私、と自分に貼ったラベルを変えられた感覚がありました。
習慣化が苦手な自分にとっては代表的な失敗例だった思い出も、再開するのが得意な私視点なら「珍しい外れ値的な失敗エピソード」に見えてきます。
自分で自分にかけていた、習慣化がニガテという呪いが、ようやく解けた瞬間でした。
習慣化が得意な私になりきって、これまでを振り返る
これまで続かなかった習慣は、私にとって続けるほどではない事柄だったから。そう考えてみてはどうだろうか。本来なら習慣にできていたはずなのに、なぜ再開できなかったのか問いかけ直してみました。
続けていたことが途切れてしまった次の日の自分になりきって想像してみます。
習慣にするのが得意な私なら……楽しいとか、幸せだとか感じることなら、強い抵抗を感じることなく再開できそうです。
0-100思考の持ち主なので、毎日すること自体を目標・目的にしたら、再開するのに抵抗があるかもしれません。連続記録が途絶えてしまって悔しい気持ちと、また1から積み上げなくてはならない億劫さで、めんどくさいと感じてしまうかも。
ここまで具体的に想像して、ようやく、習慣化するのが得意な方々が「続けること自体を目的にしない」と言っている意味を理解しました。きっとこういうマインドなんですね。
私が考えるべきことは、習慣化させたいことに対して、どうやって、面倒くささよりも大きな楽しさや幸せを感じつづけるか、だと急に腑に落ちたのです。
習慣化が得意になる秘訣は、自分で自分にかけた呪いを解くこと
自分には苦手だとラベルを貼ってしまうとそこで思考が止まってしまい、無理でも仕方ないや、を繰り返してしまいます。
心理学か何かなら、マインドブロックを外すとか、think outside the boxとか、できる自分になって逆算するとか、認知の歪みを修正するとか、そんなふうに言い表せそうです。(不勉強でよくわからないので、詳しい方がいたらコメントに解説ください)
考え方をくるっと変えたら、見え方が変わり、自己鍛錬を続ける方法「楽しさや幸せを感じ続ける方法で自己鍛錬する」を思いつけました。楽しいことなら習慣にするの得意やん、と思ったら、楽しければなんでも習慣化できるような気がしています。
「怠惰だから」「完璧思考だから」「飽き性だから」と自分で自分かけた呪いをちょっとずつ解いていこうと思います。
おまけ。面倒 < 楽しい・嬉しい・幸せ の環境を作り出せ
連続記録(=習慣化)を目的にすると、好きなことでさえ再開しにくいだろうという予想は出ました。
ならば、記録方式としては、できた日に丸をつけていくハビットトラッカー式ではなく、スタンプカード式の方が良さそうです。
習慣化を目的にするのではなく、やってみたい自己鍛錬を試してみる。つまらないと感じれば、方法を変える。ポジティブな感情が自然と生まれたら、その方法を採用し、続けてみる。土日を超えても続けられたら(=合計7回できたら)習慣化のための第一段階突破。このくらいのハードルで試してみます。
もうひとつ、再開のハードルを下げるために、面倒くささを減らすアイデアも考えてみました。LAVAや映画鑑賞を再開できた成功例を参考にすると、ポイントは外出×事前予約かもしれません。
家にいると、より楽しいことが溢れているので面倒くさいことを始めるのは少し億劫です。他に何もできない環境に身を置いてみる……だけでは足りません。家から出るのが面倒になるのは目に見えています。
いつ何時からやるか?を1日以上前に決め、どこかを予約し(キャンセルが面倒だと尚良い)、当日は体をその場所に持っていくことを頑張れば良いだけにしてみます。
このnoteを公開するのに3日かかっちゃったので、こういうノロマさを改善するための自己鍛錬を始めたいです。
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