凡人が天才に勝てない理由
前回は筋肉をつけたい理由について掘り下げました。
https://note.com/saku1610/n/n038b68498fa9
今回は筋肉がつかない理由について、個人的な経験も交えながら詳しく見ていきます。
筋肉がつかない、または筋肥大が期待通りに進まない原因はさまざまですが
天才(遺伝的に優れている人)に勝つには結局のところ基本的のことの積み重ねしかないのです。
その基本は下記の通りだと考えられます。
筋肉がつかない理由
1. 栄養不足
タンパク質摂取量不足:筋肉の成長には十分なタンパク質が必要です。不足すると筋肥大が妨げられます。少なくとも体重1kgあたり1g、トレーニングをしているなら2g必要だとも言われますね。
カロリー摂取量不足:筋肉を増やすためには、消費するエネルギーよりも多くのカロリーを摂取する必要があります。筋肉を動かす主なエネルギーとなるのは糖質。糖質の“質“も大切だったりします。
個人的な体感としては、タンパク質を体重1キロあたり3〜4gまで増やしたこともありましたが
身体がだる重くなりそこまで筋肉の張りはもちろん、挙上重量などのパフォーマンスも上がりませんでした。
糖質も何でもかんでも(ジャンクなやつ)食べてた時よりは、芋系を中心にしていた時の方がパフォーマンスが高かったです。
2. 不十分なトレーニング
適切な負荷がない:筋肉を成長させるためには、十分な負荷をかける必要があります。普段使っている筋力を超えるストレスを筋肉に与えることで筋肉が発達します。
トレーニングの多様性がない:同じトレーニングばかりを続けると、筋肉が慣れてしまい、成長が停滞します。レベルに応じてある程度は同じトレーニングを継続する必要がありますが、マンネリを防ぐことで成長を促せます。
十分な休息がない:筋肉は休息中に成長するため、適切な休息が必要です。トレーニングが楽しくなってきた時が要注意。
思い返すと、今までで1番筋肉量が増えた体感があったのは、仕事が忙しく、トレーニング頻度や時間が短くしか取れなかった時でした。。
3. 生活習慣の問題
不十分な睡眠:質の良い睡眠は筋肉の回復と成長に不可欠です。一部のショートスリーパーを除き、ほとんどの人は質の良い睡眠が6〜7時間は必要。
ストレス過多:過度のストレスはコルチゾールのようなホルモンを増やし、筋肉成長を妨げることがあります。中身がどうかはわからないけどデカければデカいほど、落ち着きがあり朗らかな方が多い。
真顔が怖いと言われ、笑顔の練習をしていた時が一番デカくなってた。(嘘じゃない。)
4. 医学的要因
ホルモンバランスの問題:特にテストステロンなどの筋肉成長に関連するホルモンの不均衡は影響を及ぼします。インスリン感受性も重要。
潜在的な健康問題:甲状腺機能障害や他の代謝疾患も筋肉成長に影響を与えることがあります。
5. 遺伝的要因
筋繊維のタイプ:人によっては、筋肥大しにくいタイプの筋繊維を多く持っている場合があります。持久系、瞬発系どちらが得意か。部位によっても筋繊維の割合が違ったりする。
遺伝的な身体の構造:身体的特性や筋肉成長のポテンシャルは、遺伝によっても影響を受けます。
これらの要因を理解し、改善することで、効果的な筋肥大を促進することが可能です。
4、5の改善は難しいとしても、1〜3は工夫次第で変えていくことができます。
特に私を含めた凡人こそ常識を逸脱したやり方だと、全く結果が出ないどころか、人生全般に悪影響を与えてしまう可能性もあります。
もちろん"何故筋肉をつけたいか"も大切ですが
基本的から逸れすぎずにコツコツと積み重ねていきたいものです。
とはいえ、人間のモチベーションなんて長続きせず当てにならないもの。
だから自動的にその習慣を身につける環境も整える必要があります。
次回はその習慣化について掘り下げていきます。
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