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帰国子女バンドマンが考える洋楽をかっこよく歌うコツ

こんにちはThe Splendid、SAKUです!
普段は整形外科医として働きながら、音楽活動しています!

皆さんカラオケなどで「英語の曲かっこよく歌いたい!」って思うことありませんか?

というわけで、本日は「帰国子女バンドマンが考える洋楽をかっこよく歌うコツ」について書きたいと思います。

概要

以下です。

英詞を歌うのは難しいという先入観を無くす
好きな曲を選択する
プロファイリングをする
正しい歌詞カードをゲットする
歌詞を目で追う練習をする
モノマネする
邦楽と洋楽の成り立ちの違いを理解する
洋楽の譜割を理解する

(番外編)
洋楽っぽい邦楽、邦楽っぽい洋楽から練習する

それぞれ見ていきましょう。

英詞を歌うのは難しいという先入観を無くす

まずは心構えですね。これめちゃくちゃ大事です。

「難しい」という印象があると、楽しく練習できないので、そのイメージはまず払拭しましょう。

あと多いのが「英語の意味がわからないからできるようになる気がしない」というやつ。

感情を込めて歌うためには歌詞の意味を理解するのは確かに大事だし、歌詞を重視するのは日本の素晴らしい文化ですが、英詞って元々そんなに意味がないことも多いので、一旦置いておきましょう。

感情はその楽曲から得られるフィーリングを感じて、込めてください。良い楽曲は歌詞がわからなくても音からフィーリングが伝わってくるはずです。

好きな曲を選択

大好きな曲にしてください。

何事も続けられないとうまくできるようにならないです。モチベーションが湧く曲を選択した上で練習することが大切です。

プロファイリングをする

ホリエモンが言う「教養をつける」というやつですね。

プロファイリングはコピーする時に絶対に必要です。(逆にこれが出来てないコピーは悲惨です。)これは楽曲を強くイメージするためですね。

プロファイリングは以下の方法でやりましょう。ちなみに完璧な事実じゃなくても仮説で十分です。

・アーティストの歴史を深掘り
・どの国出身か
・ジャンルは何か
・ポップ音楽史においてどこに属すか

こんな感じ。具体例を出すとこんな感じですかね。

Ex. Ed Sheeran(エドシーラン)
・17歳から放浪しながら路上で弾き語りをしていた
・ヒップホップが好きでループペダルを使ったパフォーマンスが得意
・イギリスの割と田舎(サフォーク)出身
・2011年デビュー
・デビュー年はEDM、ヒップホップが全盛
→ バンドミュージックがメインでない時代
テイラースウィフトやブルーノマーズなどの単独のシンガーが売れていた時代
→ 1人で成り立たせるために非常に歌が上手

まとめ:
素朴で芯の強いアーティスト。ループペダル使うからリズム感は良いだろう。路上で叩き上げてきているから歌はかなりうまそう。イギリス人だからアメリカ人よりもウィットに富んだ雰囲気が歌にありそう。

みたいな感じですかね。

イメージを持つだけで、上手くなる速度が全然違うので是非やってみてください。

正しい歌詞カードをゲットする

CD買っても洋楽は歌詞カードがついてません。(最も、今CDを買う時代でもありませんが…)インターネットで調べましょう。

コピペが可能なGeniusというサイトがおすすめです。

歌詞を目で追う練習をする

芸術において

「手の成長は目の成長速度を超えることはない」

という言葉があります。要するに「まずは芸術を評価する目が養われなければ、芸術をアウトプットする技術が養われことはない」ということ。

音楽の場合は目というよりですね。

まず歌えるようになるには、聴くを育てましょう。そのためには曲を聴きながら、歌詞を完璧に目で追う練習をしましょう。
#「目で追う」が目だから厄介だな

モノマネする

歌い方含めて、モノマネの意識で練習しましょう。

学ぶ = 真似ぶ です。

邦楽と洋楽の成り立ちの違いを理解する

急に概念的な話になって申し訳ないのですが、ざっくり

邦楽 → 歌謡曲由来
洋楽 → ダンスミュージック由来

と言って間違いはないと思います。

アメリカなどの海外のポップスは若者がダンスホールやディスコで交流を深めるために発展したという歴史があります。したがって洋楽には「歌はリズム重視で、裏拍にアクセントがある曲が多い」という仮説を立てることができます。

逆に邦楽は歌謡曲、もっと遡ると雅楽からの影響も強く、表拍にアクセントがある曲が多いと考えられます。

裏拍を意識して歌う練習をしましょう。

洋楽の譜割を理解する

洋楽は英語なわけですが(当然ですね)英語の母音1個あたりに1音符です。例えば

Sing A Song

という歌詞があったとしたら、これは母音が3個なので、音符3個分です。逆に日本語の場合ひらがな1個辺りに1音符なので

シング・ア・ソング

だと音符7個分です。

よって一曲辺りの文字数は当然洋楽の方が多くなります。英語を速く読んでいくイメージで歌うと上手く歌えると思います。

是非意識してみてください。

(番外編) 洋楽っぽい邦楽、邦楽っぽい洋楽から練習する

これは番外編です。いきなり英語の歌を歌うのはちょっと…という方におすすめ。

洋楽っぽいというか、裏拍にアクセントがある邦楽を練習すると洋楽のコピーはやりやすいです。

例えばソウル、ファンクっぽい邦楽ですね。最近の曲だとあいみょんさんの「愛を伝えたいだとか」なんかは言葉数も多いし、裏拍にアクセントがある洋楽っぽい曲ですよね。

詳しくはないのですが、ソウル、ファンクだとレキシさんとかSuper Butter Dogさんなども良いでしょう。City Popと呼ばれていた時代の邦楽も非常にオススメです。(竹内まりや、山下達郎、ユーミンなどですね。)

また逆の発想で邦楽っぽい洋楽もオススメです。ビートルズ、オアシス辺りですね。ラジオでなぜ邦楽っぽいかは話しているので良かったらそちらを聴いてみてください↓

まとめ

やや乱暴な仮説による歌い方のコツでしたがいかがでしたでしょうか。

僕は、洋楽は歌えるようになるとプラスが多いと思います。

個人的な意見ですが、割合的に歌のリズム感が良いのは洋楽のアーティストです。また腹式呼吸をしっかり使って歌うのも洋楽のアーティストの方が得意だと思います。(邦楽で売れてるアーティストはミックスの影響もあるとは思うのですが、喉声で歌っているように聴こえる人が多いです。単純に日本人の好みの問題だとも思います。)

邦楽のアーティストの良いところと洋楽のアーティストの良いところを吸収できれば、カラオケなどでかっこよく歌えるようになる、ひいては素晴らしいシンガーになれると思うので、頑張って練習してみましょう。僕も頑張ります。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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僕のやっているバンドの最新MVはこちら↓


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