SEOは難しくて簡単。
ECサイトや中小企業のSEO、コンテンツ・マーケティング、SNS活用などをお手伝いしている、株式会社ユウキノインのさこっちです。
上図は、あるサイトのSEOの実験経過。
見ていただいたら分かる通り、順位が上昇するタイミングが3回ほどあります。
3月17日→18日
3月24日→29日
4月11日→24日
これは、2020年3月5日6日のフューチャーショップさん、
2020年4月21日のTEKさんのセミナーでご紹介した
「パシュートSEO」と名付けた手法を用いています。
商品ページとカテゴリページ、類似性をもつ商品Aと商品Bを追走させながらSEOしていきました。
図の左端の「SEO順」は上げていく優先順位というか、SEOを仕掛けていく順番を示しています。
途中グレーの箇所は計測をしていません。
あるいはキーワードを追加する前だったりします。
まず、1つ狙いを定めたキーワードである程度動かない限り、守備範囲を広げることはできません。
そしてキーワードごとに関連度の濃薄キーワードがありますので、主語に何が紐づくかも探らなければなりません。
途中計測していないのは、メインが動いていないので、サブも動かないだろうとして、計測する手間を省いています。
3月29日~4月11日までの間が本当に苦悩の連続でした。
あれをしてもこれをしても動かないので。
ですが、ここがヒントになりました「通販」がつくと1ランクずつでも上がっているのに、商品だけではむしろ順位を下げている。
そこで突破口は商品名に対するバフ効果(関連度や想起を持つ言葉)のワードが足りていないのだと仮説を立てました。
4月11日から24日まで計測していないのは、決定打が見つからなかったのが理由です。
「これかも?」というトリガーを見つけたのが4月20日頃のこと、チューニングをして、22日にベスト10入りし、デイリーアクセス、日商ともにギネスを更新。
3位の検索クエリの1-2位は楽天、amazon、Yahooで、さすがにここの牙城を崩すのは至難の業・・・。
今回改めて「SEOは難しくて簡単」と感じました。
難しいのはメインワードに対するロングテールをどう揃えるか、何が評価されているのか?→ユーザーの検索意図にマッチするワードを探すこと。
ですけど、その商品の特性やお客さんのニーズがしっかり汲み取れていれば、そんなに難しくないんですよ。たぶん。
なのでカスタマーサポートや販売員の方が持っている言葉がSEO最強説です。
サイトの検索順位で苦戦しているのなら、カスタマーサポートのスタッフさんや販売員さんとざっくばらんに話してみるもの、思わぬ発見があるかもしれませんよ。
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