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賑やかな街と人。ロックダウン緩和のフランス

Bonjour!

パリ在住のさきよです。

3度にわたるロックダウンを乗り越えたフランス。


先週5月19日(この日にちは一生忘れないかも。笑)
ロックダウン緩和の日を迎え、
美術館や映画館といった文化施設、レストランのテラス席での営業等が解禁となりました。フランスのロックダウン解除は感染者数の変化や医療機関の状態等の様子を加味しながら段階的に進められており、現在はフェーズ2と言われています。

当然、完全な自由を取り戻したわけではありませんが、
ひとまず、「フランスに住んでいたみんな、本当に頑張ったね…」
そんな言葉をかけたくなります。
ロックダウンって、体にも心にもそれなりのストレスがかかりますもんね。

もちろん感染者がゼロになったわけではないので油断は禁物ですが、
ワクチンの摂取率もぐんぐんあがり、
もうこの五月末には全フランス国民がワクチンの接種ができる体制が整うということ。(現時点でフランス国民の30%が摂取を終えています)

ここ7ヶ月、スーパーは営業していても、街中にランナーの姿があっても、
どこか閑散としていた切ないパリの街でしたが、
19日からはレストランやカフェに椅子がずらりと並べられ、人が溢れ、沢山の笑い声が響き、本当に街に命が吹き込まれたようです。

その様子を目にするとやっぱり嬉しくて、
待ちに待ったいつもの賑やかなパリがやっと帰ってきた!と嬉しくなります。

正直、五月のパリはまだちょっぴり肌寒く、コートが手放せない。
おまけにここ最近の天候は変わりやすく、
晴れたり曇ったり、土砂降りになったりなんと雹が降ったり(!)と
テラスご飯には適さない陽気。

それにもかかわらず、冬用のダウンを羽織ってまで、折り畳み傘を準備してまで
テラス席でお食事とおしゃべりを楽しむフランス人の姿を見ると、
本当に心待ちにしていたんだな、とちょっぴり愛おしくなります。笑


私はというと、寒いのがとても苦手なので(笑)
今のところテラスでの食事は「暖かい空気と太陽待ち」といったところですが、
早く日光を浴びながら思い切り食事を楽しみたいです。
もちろん感染予防もしっかり。引き続き自分の身は自分で守らなくてはいけません。


フランスだけでなく、日本の世界の状況が少しでも良くなり、
街に活気が、人々に笑顔が戻ってくるのが待ち遠しい。
心からそんなふうにおもう今日この頃でした。


追記♡
3日後には気温が上がりお天気も晴れました!ロックダウン後初のテラスランチ達成です。
最高でした…


SAKIYO

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