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<お店つくり>融資について考える

こんにちは!
休息のアップデートを目指すタツローです

今日は「休息のお店作りプロジェクト」の第6回

(これまでの話は下記マガジンより)

今回はとっても大事な「融資」の話

なんとなく自己資金でここまで進んできましたが(危ない!)、これから先の運営を安心してそして安定させるためにもお金関係の整理はとてもとても大切な観点です。

しかし正直に話せば、
わたし、あまり得意な分野ではない。。

しかししかし、小さくても経営者。
お金のことはスルーできません。

これを機に一歩ずつ学んでいく所存です

本noteでは開業資金や融資について少しお話しできればです。

そもそもいくらぐらいかかる?

資金が潤沢にあれば、
考えなくてもいいかもしれませんが、
そんなわけはもちろんない。泣

こんな私でも物件を借りる前に何がいくらぐらいかかるかは想定しました。

物件取得費、改装費、什器費、商品仕入れ、デザイン費、消耗品費、保険代、通信代、水光熱代、諸々

いくら小さい店舗と言えど、やはり一から店舗をつくろうと思うと色々な費用が掛かります。

あまり具体的になっても生々しいので、ざっくりOPENまでには最低でも200万円くらいは掛かりそうです。

なかなかの金額ではありますが、今まで真面目に働いてきたこともあり、初期費用と直近の運営費は貯蓄で何とか賄えそう。

そう考えてはいましたが、日々減っていくお金に常に不安があります。。。(泣)

融資を検討

そんな状況にも関わらず、実は初期の頃、融資を全然視野に入れていませんでした。
#驚き

すぐに融資に頼る必要には迫られていなかったし、そもそも融資という状況に馴染みがなかったからです。

しかし、友人がいま創業融資の状況は手厚いし、お金を借りて返すということは信用形成にも繋がる、さらに金融機関の人は相談にも乗ってくれるから、一度検討した方がいいよと教えてくれました。

「確かに。」
そう思い、融資を前向きに検討し始めました。
(今まで苦手なことから逃げていただけなのかもしれません)

創業計画書を書く

融資にあたっては、いくつか書類を提出する必要があります。

その中でも主なものに「創業計画書」があります。

こちらにそのまま載せてもいいかなと思ったのですが、やはりあまりにも生々しいので一部抜粋にしますね。

<創業の動機>
直近では直近では大手商業ディベロッパーの経験、民泊事業の新規開発経験を活かし、中小ブランドのオフライン環境(主に商業施設)への進出支援、運営支援、マーケティング活動を行ってきました。
今後は自身でも小売業を開始し、その知見も活かしながら小規模なブランドや個人も対象にした店舗開発業務に取り組み、より多くの事業者の支援する機会をつくりたと考え、創業を決意しました。

<販売戦略>
自身が始める小売業では効率や便利だけでない情緒的な面で訴求力が強い物語性のある商品やサービスを展開します。それらに関心の高い層をメイン顧客にし、ファンコミュニケーションを主軸にした販売戦略を取っていきます。

<悩み>
今までは企業に属し、かつ営業として勤務しており、経理及び総務業務に不安があります。自身の事業を円滑に遂行するために、資金繰りや事業計画作成にアドバイスを頂けますと幸いです。

創業計画書より一部抜粋
ブランドコンセプト
珈琲豆
スパイス&ハーブ

作成する際に気をつけたのはできるだけ読んでいて想像しやすい内容にすることです。

クセですぐに抽象的な話になってしまいがちなので、できる限りイメージしやすいように言葉などを気をつけました。

また自分の経歴をしっかりアピールすることも意識

表面だけ見ればいきなり珈琲豆とスパイスを始める人に見えると思うので、それを実現するためには、こんな背景(店舗開発)があります!ということを書きました。

いよいよ担当者面談

それらの提出物をWEBにて提出し、待つこと約1週間。
金融機関から初期面談アポイントの連絡がありました。

追加の準備物を事前に伝えられ、それらを準備して面談当日に臨みます。

お金を借りることに対する面談はこの時がはじめてだったのでとても緊張してのスタート。
しかし、始まってみると担当の方は物腰の柔らかく、丁寧に教えてくれるとても良い人で、安心しました。

そんなこんなで提出物に基づきながら、面談すること1時間半。
話したポイントをまとめるとこんな感じです

・経歴を詳しく
・創業経緯を詳しく
・現在の進捗状況
・資金状況
・販売戦略をもっと詳しく
・融資についてのイロハ
・今後の流れ

わりとスムーズに想いを伝えられた気はします。
問題は融資がどうなりそうか。

融資にあたっての不安要素

率直に「どうですかね」と聞いてみると、絶妙なラインであるとのこと。

大きな不安要素は2つ。

①商材である珈琲豆やスパイスに関する経歴がないこと
珈琲店で働いていて業界に明るい
焙煎士やバリスタの資格を持っている等の
具体的な経験がないのはちょっと心配ということ。

②実績がないこと
・経営の実績がないこと
・融資の返済実績がないこと
・(新規開業の為に)店舗の運営実績がないこと

経験と実績。
おっしゃる通り、弱い部分です。。。

今回のお店については、確かにわかりやすい経験(珈琲修行10年みたいな)に基づいたわかりやすい起業ではありません。

お店もコンセプトが強く、一般的な珈琲豆、スパイス店ではないことは私も理解しています。

この辺は堅実を第一とする対金融には相性が良くないのかもしれませんね。。

それらの弱い部分をフォローするようにこれまでの職務実績(店舗開発)、販売戦略、現資金状況は熱意を持って伝えたつもりですが、果たしてどうなることやら。。

お金を借りるってやはりとても大変なことですね。
今回資料作成、面談をしていく中で思い知らされました。

しかし、とても良い機会にもなりました!
今までコンセプト先行であいまいになっていたお金の部分について、考えることができていなかったから。

結果がどうなるかわかりませんが、経営者としての視座が少しだけ上がった気がしました。

今日はこんなところで!
皆さん、良い日曜日を!

それではまた~!

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