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本物の自分と偽りの自分の奥にあったもの

ナチュラル・ブランディングのプランナーとして、この2年間、たくさんのクライアントさんのサポートをさせていただいてきた。

ナチュラル・ブランディングでは、「自分のままで」を大事にして事業を起こしてしっかり売上も上げていけるようになる方法をお伝えしてる。
その過程の中ではブランディングやマーケティングのノウハウも伝えているけれど、結局のところ、その知識や方法を知ったところで、それを使いこなせるようになる自分自身のコアが確立していなければ行動していけない。

自分の土台を無視して売れる仕事をしても、心が疲弊してしまって、それをどうにかしたいと私たちのところに来ていただく方も多いのも事実。

それだけ、自然体のままで、自分のままで、生きていくということの自分自身の土台をつくるところはとっても大事で絶対に外せない肝でもある。

私はこの2年間、ひとりひとりのクライアントさん自身のこのコアの部分に迫る、徹底的に一緒に向き合っていくということはやってきた。


だけど、何を隠そう、私は私自身に対して、これを丁寧に向き合うことをずっと後回しにしてきていたことを自分でわかっていた。


それだけこの2年間は自分のスキルや力量を鍛えたり、とにかく前進してきた2年間で、ここでの時間はそれはそれで今の自分にたどり着くためにも必要な時間だったなとも思っている。

だけど、今年の春になって、いよいよこれまでチーム全体の組織のあり方自体もステージを上げるために全力で走り続けてきたところから、ようやく呼吸ができるようになったというか、自分たちの変革もやり遂げてきて、軌道に乗っていく見通しも立ってきて、ここに来てようやく自分自身のことについて向き合う時間を取れるようになっていた。

というかむしろ、ここからナチュラル・ブランディングだけでなく、irodori Brandingという会社としても次へ進んでいくためには、私自身のこのあり方をここから根幹からつくって行くことをしなければ成長がないなということも自分で見えていた。

3月くらいから、これまで直走りながらも自分について考えてきたこと、ここまで得られてきていたヒントを抱えて、いよいよ本気で自分の変化のタイミングがきてるなということも感じてきていて。

このタイミングで私は改めてナチュラル・ブランディングでお伝えしていることをしっかり丁寧に自分自身にも落として行く作業をして行って、(今頃感😂w)それと合わせていくつか他の心や人についての学びも始めて、このタイミングを逃すまいと、一気に向き合う時間をとっていった。

なんでここまで私自身が自分に対して向き合う必要があるなと思っていたかというのが、ずっと長年抱えてきた自分の自分に対する違和感だった。

私はずっと、自分の中に本物の自分と偽りの自分がいることを感じていた。

それは、、たぶん中学生くらいの頃から自分が意識して身につけてきていた自分を守る術だった。
でも、ずっと何からそんなに自分を守ろうとしているのか、何に怯えているのかはずっとわからなかった。


小さい頃からも家族は円満だった。親からも大事にされて育てられてきた。
小学校低学年の頃は少々いじめられたこともあったけど、それ以降は、大学を卒業するまで、社会人になってからも、友人にも先輩にも後輩にも上司にも同僚にも本当に恵まれて育ってきたし、結婚もできてかわいい子供もいる。今、やりがいのある仕事もしてきていて、全てにおいて私は十分幸せだった。


でも、自分にだけはわかる。

自分にだけは嘘は誤魔化せない。
私だけがずっと感じてきた自分の中の自分の違和感。

ずっと、本心ではなく、ずっと作為というか、
周りに合わせて、周りの様子をうかがいながら生きてきている
自分がいるのを私は知っていた。

それはずーっとだった。

一方で、自分が本心で本気になる場面ももちろんある。そういうときは自分がゾーンに入っているというか、目の前のことに最大限自分のままで集中できている状態。

だけど、瞬間的にスイッチが切り替わるように、自分の本心や気持ちをしりぞけ、自分は今この場面でどう振る舞えばこの場がよくなるかを咄嗟に考えて瞬時に振る舞うような自分もずっといた。

だからこそ私はずっと、たぶん人一倍、自分で自分のことがわからない人間だった。自分の気持ちがわからない。自分が何を望んでいて、何を欲していて、何が楽しいのか正直ずっとわからなかったし、もっと言えばあまり興味もなかったのかもしれない。


いや、わからないということすらも、あまり気づいていなくて。
特にこの2年間もそうだけど、ベクトルは自分に向くというよりは、常に外側を向いていて、目の前の人の心の動きを捉えようとしたり、察する方に、(意識した時は)エネルギーを注いでいた。

自分の中で、これから仕事でやっていきたいことと、感じている感情と言っていることやっていることがチグハグで、辻褄が合わない。
それがずっと気持ち悪くて、なんだか私はどこかで偽っていると自分のことを思っていて、そんな自分をずっと許せないでいた。

そんな日頃からの自分の数々の違和感を紐解いていく日々を積み重ねていっていたある日、自分の考えていることを紙に書き出していたとき、さらさらと手が動いて、ずっと自分が思い続けてきた芯にある一言が降って出てきた。

それはー


「私はずっとみんなに笑っていて欲しかった」


ということ。

この言葉に自分の中でたどり着いたとき、
一人で涙が溢れて止まらなかった。
これは私の本質だと自分ですぐにわかったし、
これまでも今も、自分のこの上ない喜びの時間も、幸せだと思う時間も、恐怖も緊張も不安も落胆も自分を守ろうとする行動も、全てがここからの派生であることに気がついて。

しばらく涙が溢れて止まらなかった。

幼い頃からずっとずっと、家族に対してもそのときどきのまわりの友人に対しても、職場にも、今いっしょに仕事をする仲間にも、ずっとその一心で私は必死だった。

普段は自分のいちばん奥底にあって、自分でも知らなかった部分。
人がその本心に触れられた時って、こんなにも涙って溢れて出てくるんだなっていう感覚も、この時の私には初めての感覚だった。


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