地方で東京での収入を超えるのは無理なのか?
移住して6年「ちょうどいい暮らし」
6年前、東京から北海道に夫婦二人+黒柴犬1匹と移住しました。
田舎暮らし、移住というキーワードは、今も人気がありますが、私たちの場合は、それともちょっと違って、
「ちょうどいい暮らし」
を探している感じです。
実際移住したばかりの頃から試行錯誤し、ようやくビジネスも軌道にのるか、というところでのコロナ禍。確かに2020年は大変な年でした。
拡大し続けた東京での暮らし
さて、20年間東京にいた頃は「拡大」がキーワードで、例えば仕事でたくさんお金を稼ぐことや企業の中でのポジションを上げていくことに力を注ぐ時間が長かった。
そのためにストレスがあればそれを解消するためにお金を使い(エステ、ジム、マッサージ、外食、ショッピングとか)どんどん拡大して生活のサイズも大きくなっていました。稼げば稼ぐだけお金を使う、というスタイルでした。
移住してからは?
「はい、順風満帆でした」と言いたいところですが、まったくそんなことはなく、
こちらに越してきてからは、世帯収入が5分の1になり(汗)、数年間で貯蓄も底をつき始めたりと、相当なハードランディングではありました。
両極端に振れ幅は大きかったんですが、もがいた結果、
最近ようやく
「東京で暮らしていた頃」と「移住してきたばかりの頃」との中間、ちょうどいいサイズ感で暮らしている感覚が得られるようになってきました。
今はどう?
会社としての売り上げと、東京に住んでいた頃の世帯収入で比べると、ようやく売上が、東京に住んでいた頃の収入を超えるようになってきました。なので決して無理なわけではない、ということがわかってきました。
会社という形をとっていますが、会社を大きくしようという気持ちはなく、自分達が快適なサイズ感で仕事ができることを目指しています。うちはフリーランス二人が仕事をするための会社、というイメージです。
最近はリモートでできる仕事も増えてきたので、大都市と地方での差が小さくなっていくんだろうなと思っています。
移住してからの試行錯誤を綴っています。
Kindle:「移住×リモートワーク」
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