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<実践版> 孫子の兵法

こんにちは。こうのさきです。
私は以前からビジネス書や自己啓発本も好きで、よく読んでいました。そんな様々な本から得た知識が、ぎゅっと詰まった本を発見したのです。
それがこちら。


実践版 孫子の兵法 / 鈴木博毅



孫子とは約2500年前に作られた兵法書です。何故こんなにも長い間、孫子が多くの人に愛読されているのか。その理由がこの本を読み終わる頃にはよく分かりました😌

どうすれば勝利できるのか。そのエッセンスが凝縮された1冊です。
ではその中で特に惹かれた考え方を紹介します。

1. やめる勇気を発揮しよう

戦うのは勝利が100%有利なときだけ、と孫子では述べられています。賭け事で不利と分かっていながらも大金をつぎ込んでしまったり、叶わない恋としりながら思い続けてしまう。このように戦わない決断ができないからこそ、人は敗北してしまうのです。


2. 手に入れたいものの、逆を味わう

「急がば回れ」という言葉のように、求める結果と最初は反対の道を選ぶ。例えば、達成感が得たければ未達成のイライラに耐える、安心が欲しければ不安に飛び込み克服する、といったようなことです。新しい挑戦に不安はつきものです。最初から逃げ出さず、立ち向かってみましょう。


3. 万全の態勢を固めておく

学生が試験のときだけ勉強したのでは結果があがらないように、常日頃から備えておく必要があります。チャンスが目の前にない時も、準備をしておく。こうしてチャンスの扉が開く前に用意したあなたが、勝利に1番近くなるのです🏅


4. 前日までに、リスクを限界まで解消しておく

勝負の前に解消できるリスクは、可能な限り消しておくことが大切です。恋人との記念日に美味しいレストランで食事をする場合は、当日より前に予約しておく。遠方への出張のときは、前日から近くのホテルに泊まり、飛行機や電車の遅延の影響を受けないようにする。こうすることで、残念な結果を未然に防ぐことができるのです。


5. 勝利の定義を変える

幸せな結婚について考えたとき、理想の相手はいったいどのような人でしょうか。収入が多い人?高学歴の人? 誰もが理想とする人には、きっとライバルがたくさんいます。しかし目立たなくとも隠れた魅力を持った人を見つけたなら。競争相手が少ない環境で、より簡単に幸せを手に入れることができるでしょう。


6. 「機会」を探し、発見する

今手にしている時間の中に、どんな機会を見出すか。あきらめや絶望に押しつぶされ、悲劇を悲劇と捉えてしまってはその時間は無駄になります。その悲劇の中に、どんなチャンスを見つけるか。それがあなたの持つ時間を輝かせてくれるのです⭐️


7. 選択肢を変えられる時間は短い

長い人生の中で、選択肢を与えられる時間はとても短いものです。学生が部活を選ぶ時間と、その部活に取り組む時間。結婚を決める時間と、結婚生活が続く時間。短い時間で決めたことが、長期に渡って影響を及ぼすのです。その与えられた短い期間を、全力で戦いましょう。


8. 小さな成功を積み重ねる

小さな成功や勝利を積み重ねることで、勢いが生まれます。自分はできる、次も乗り越えられるという勢いです。この勢いを手に入れるために、大きな仕事は10分割して最初のステップを成功させる、というように段階的に準備を進めていきましょう。



それではこのあたりで終わります。何か参考になるものはあったでしょうか。成功するは、その理由が必要です。孫子の考えに基づいて、これから生活していこうと思いました📚


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