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ここ最近の話、眼科のすすめ。

この記事に目をとめてくださった方が、
眼科に足を運んでくださったらうれしいです。
–– 最近、緑内障になった話 (いま 30 代前半) ––

年が明けてから、すさまじく忙しい日々が続いている。
ひさしぶりに書いていて、うれしい。

もともと、私の仕事は、いま超繁忙期で (大学教員なので修論・卒論の時期、それに授業や試験、入試の時期、研究 etc....)、それに加えて、さらに、もうすぐ開催する国際学会の主催者まで任されてしまっているのだ。


今朝も徹夜明けで、半分目を閉じながら朝ごはんを食べていた。すると、昨日の節分の鬼のお面をかぶった長女(3 歳)が、私のことをやさしく励ましてくれる。

「おかあさんのこと、〇〇 が助けてくれるね」
ありがとう。助かる〜

「おかあさんのかわりに、〇〇 が寝てあげるね♡」
ありがとう?うれしい^o^

「ねむいの?
朝ごはん食べて、おきがえして、おしごとして、晩ごはんのざいりょう買って、お会計して、おふろ入って、ばんごはん食べて、そうじきかけて、おふとん敷いて、はみがきしたら…、
ねれるよ!」

遠っ…(ーoー)笑!


それに先日。珍しく大雪だった日。
朝、二人乗りベビーカーを重い雪のなか押しながら進むこと、 1 時間半。やっと保育園に着いた〜。と思ったら、

「事情により、今日から 1 週間休園になりました」

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…白い景色が、より白く見えた。

夫に電話して迎えに来てもらい、家族みんなで来た道を帰り、あたたかい家で、その先 1 週間の作戦を練った。

そんな忙しさのなかだからこそ、いま、それらを乗り越えた先にあるイベントをとても楽しみにしている。

来月の結婚記念日。ささやかな家族旅行。

バレンタインには夫と色ちがいの、けっこう個性的な (笑) お揃いの服をプレゼントしようと思ってすでに購入しているので、その服を着て出かけるのも楽しみだ。

そんな楽しみな日にはおしゃれをしたくて、普段はめがねなところ、コンタクトを新調しよう♪、ついでに眼科で色々と検査してもらおう♪と思って、先日近くの眼科を訪れた。すると、言われた。

「緑内障になっていますね。とくに左目の視野がけっこう欠けています。」

説明されなくても、写し出されている画像を見れば、明らかだった。
私が思ったことは、

「いま見つかってよかった」

だった。

私はまだ 30 代前半。
緑内障というのは、ごくありふれた病気ではある。年齢が上がるにつれて患者数も多くなり、40 歳代で 20 人に 1 人いるといわれる。
ただ、自覚症状がなく、ほとんどの場合、眼科で検査しなければ気づけない。
眼圧が高いことが原因とも言われているけれど、私の眼圧はいたって正常だった。


進んだぶんは、取り返して治すことは、できない。知らないうちに最も進行してしまうと、失明してしまう。
でも、いま、進行を食い止めることはできる。目薬だけで。

まだ 30 代前半。
ずっと、ずっと、この先もこの素晴らしい世界を、見ていたい。

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今回よかったのは、コンタクトをつくろう、と思ったことだった。
普段のめがねだと、めがね屋さんの簡単な検査だけで済ませてしまう。

ふらりと眼科に足を運んだから、いま、気づくことができた。

たった 30 分程度。眼科に行く時間をつくれれば。

たった 30 分。一生ものの目。
守れるかもしれない。

これから私は、一生、目薬とともに、生きていくことになった。

思えば娘たちが生まれてから、娘たちがとても大事で、でもそれと同時に自分自身もとても大切にするようになった。

ずっと娘たちを見ていたいし、自分が健康でないとやっていけない。

ふだんは土曜日も仕事があり、なかなか病院が開いている時間に、自分の時間を取りにくいのだけれど、だからこそ、半年に一度『自分のメンテナンス day 』を設けることにしている。

大学の長期休みがある夏 (9 月) と、春 (3 月)。
その一年に二度の機会に、自分の体のために有休をとり、メンテナンス day をとることにしている。

今回緑内障が見つかったのは、そのメンテナンス期間ではなかったけれど、改めて自分を大切にする日を大事にしていきたいと思った。

自分の大切な体。
私の大切な人にとっても、大切な自分の体。

子どもたちが生まれてから、街で通りすがりの方に気軽に話しかけていただける機会がぐんと増えた。だからつい自分も、どなたかに話しかけたくなってしまう。
けれど、道すがら、知らない人に

「いちど、眼科に行ってみてくださいね」

なんて話しかけられたら、おかしすぎる。
だから、ここの note の場で、すこし、その声かけをしたいと思った。

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