たまの緑茶
リピーターのお客様から、新茶をいただきました。
「たまにはお茶もいいかなと思って。」
とおっしゃってくださって。
私は日本茶も大好きなのですが、最近はもっぱらインスタント頼みで、こんなにきちんとしたお茶とは図らずも距離を置いていたのでした。大好きが聞いて呆れる。
時代の流れとして、オフィスでのお茶くみの文化は廃れてきていると思いますが、そもそもそういう作業を求められる環境にいたこともないため、お茶くみ技術がまるで身についてない。職場でのお茶休憩自体はもちろん間違っていないし、TPOに関わらずお茶をうまく淹れられるに越したことはないですね。
私が知っているのは、いいお茶ほど低温で淹れるということくらいです。
初心にかえって、袋裏をじっと見る。
70℃は、コーヒーに慣れていると、なかなかの低温に感じます。
お風呂のお湯とそう違わないのではないかな。(違う)
きっとこれは素晴らしいお茶なんでしょう。
コーヒーの抽出用お湯と同じで、一回ケトルで沸騰させて、それから冷まします。
冷めるのを待ちながら、野菜と豆腐を煮たものを食べてました。朝ごはんの時間だったので。
おともの準備も万端。
さて、70℃近くに下がったのでレシピ通りに淹れていきますね。
待ち時間30秒とはなかなか忙しい。さっきまでとはえらい違いです。
はい。できた。
実は、コーヒーにでも何にでも愛用していた、内側の白いマグカップが割れてしまったんです。
決定打となった衝撃には気づかなかったですが、コーヒーを淹れていたとき、底から滲み出してくるので仰天しました。よく見るとひびが入ってしまっていて、どんどん漏れてくるので、仕方なく処分しました。
マグが一つ減ったけれど、今のところ買い足してはいません。いずれ良い出合いがあれば、新顔をお迎えすると思います。
黄色マグでは水色(すいしょく)のきれいさがあまり伝わらないかと思いますが、おいしい。
しっかりと甘みがあって、雑味や苦味はほぼないです。
紅茶なども同様なのですが、お茶の類ってコーヒーに比べて、圧倒的に量を飲めますよね。3杯分、一人でいただきました。
やっぱり新茶は香りが高いことといったら。
きんつばも文句なしに合いますね。
和菓子も洋菓子も、今はコンビニで十分おいしいものが手に入るようになって、買い置きもできて、贅沢なことですね。私はその贅沢を全く活用していないわけですけど。
ちなみに、きんつばなど、小豆あんがメインの和菓子をコーヒーと合わせる場合は、深煎りがより相性が良いと言われてます。もちろんお好みで。
なんだか記憶に残るほどのお茶時間でした。
香りがとばないうちに、順調に堪能していきたいと思います。
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