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日本茶の楽しみ方 煎茶 Enjoy Japanese tea「Sencha」

せっかく日本茶アドバイザー(日本茶インストラクター協会が認定している日本茶の資格)になったのだから、少しずつお茶の歴史や効能、楽しみ方、好きなお茶の銘柄などもご紹介していこうと思います。

まずは、一番王道の煎茶(Sencha)から。

わたしが使っているお茶セットは下記。急須は悩みに悩んで、手作りの常滑焼にしました!
(このざらざらのつや感と丸いフォルムがたまらないです・・なかなか欲しいのが見つからなくて、静岡のお茶まつりでやっと見つけたお気に入り)

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煎茶は80°ぐらいで淹れると、渋みも少なくまろやかさが増すので、お湯を沸かした後、少し冷まします。(上級茶の場合は70°ともう少し低めにします)

冷まし方は、最初急須にお湯を入れて、湯飲みに移し、急須に戻す方法が簡単です。お湯は1度移すたびに、5-10°温度が冷めていくので、煎茶の場合は、2回お湯を移してから、急須に入れます。
(わたしは、湯飲みがすぐに熱くなりがちなので、湯冷ましを使っています)

抹茶を点てるときにも使える、便利な湯冷まし(常滑焼)

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その後、茶葉を2さじほど入れてから、適温にしたお湯を注いで蓋を閉めて、30秒~2分(待ち時間はお好み)ほど待つと、美味しいお茶の出来上がり。

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※成分豆知識
渋み成分であるタンニン(カテキン類)、カフェインは、高温のほうが抽出しやすく、うま味・甘味成分であるアミノ酸類(主にテアニン)は、温度が低くても抽出されます。

もっとわかりやすく言うと、お茶の成分抽出実験で、下記結果が得られています(実験は10分ですが、2分時点のものをグラフ化)

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日本茶アドバイザー養成講座資料より作成


玄米茶やほうじ茶は、熱湯のまま淹れてよくて、玉露はより甘味を引きだたせるためにも、50-60°ぐらいの、より低い温度で淹れるのが、おすすめです。

2煎目をきちんと楽しむためにも、1煎目を最後の一滴まで注ぎ切ったら、急須の後ろをポンとたたいて、お茶の葉っぱを注ぎ口から離しておきます。

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他に使っているお茶グッズは、茶葉入れ(漆塗り)と茶さじ(桜の木)。

こういう好きなグッズに囲まれていると、お茶の時間が、より一層楽しくなります^^

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と、ここまで書いていたら、インストラクター協会のHPに、各種お茶の淹れ方が載っていました!



では、みなさんも素敵なTea Lifeを^^/




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