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ともコレ(コーヒーのおともコレクション)後編
この前後編の記事、実は当初「和編」「洋編」で組む予定でした。
ところが、純粋に和と称してよいお菓子が限られていたので、カテゴライズすることは途中で諦めました。順不同です。
リンツのチョコレート詰め合わせ
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コストコユーザーの母から送られたものです。
左上のフレーバーから時計回りにキャラメル、シーソルト、ヘーゼルナッツ、基本のシンプルなダーク。
よくよく読めば小さな字で書いてあるように、キャラメルも塩味が感じられます。どれも苦くて美味しいです。私はチョコは好きだけれど、可能な限り苦いチョコを望む人間です。
ブラックコーヒーに1枚添えたら嬉しくなりますね。どんなコーヒーでもいいなぁと思います。
規則正しく毎日消費してもなかなか無くならなさそうな数だったので、小さなフリーザーバッグに入れて友人宅に分けました。さすがコストコの品なだけあって、内容量480gともなるとボリュームがすごいです。1枚の重さは約11gでした。
価格は聞いてないのですが、それだけ入ってればお得ではあったのかなあ。リンツなんて自分からはまず手が出ないと思うので感謝です。
ところで私は、冬場は室温にチョコレートを置いていることが多いですが、暖かくなってくると溶けるのが心配で冷蔵庫に移します。ただ、こういう薄いパキっと音のするチョコは、しっかり冷やして歯でへし折りたいので通年冷蔵庫です。
皆さんはどのように保管していらっしゃるでしょうか。
ガトーフェスタハラダのグーテ・デ・ロワ
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グーテはフランス語でおやつのこと。「味見をする」という意味の動詞でもあります。今知ったんですけど。
gouterと書かれていますが、正しくはuの上に^が付きます。
この記号は、私も^^を表現する時に限り使ってきましたが、
「アクサン・スィルコンフレックス(accent circonflexe)」
という名称があるそうです。
ホワイトチョコレートって普通のチョコよりも油っぽいので、重くて苦手と感じる方は一定数いらっしゃいます。ところが、甘いものがそれほどはかどらない私は、なぜかこの振り切ったところが意外と好ましくて、どこか男前ですがすがしいなと思うことさえあります。謎のすがすがしさ。
ほかにもたとえば海外ものの、ティムタムとか、砂糖よりも甘い・暴力的に甘いとまで感じるお菓子が、必要になる時もあって、人間とは不思議なものです。
このラスクも結構な厚みでチョコがかけてあって、ものすごく満足します。コーヒーも量たっぷりと、どちらかといえばミルクなしで合わせたい。
私はホワイトチョコを見かけることが圧倒的に多かったのですが、調べてみたら沢山の種類があるんですね。
個人的には、カフェイン問題を抜きにすれば、なんとなく午後遅い時間に似合うお菓子だなあと思います。これをいただいてきたのがお酒の席だったせいで、その印象になっている可能性もあります。
札幌農學校の 開拓の詩
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あのAちゃんからです。新千歳空港で見つけたものだそうです。
丁寧なパッケージデザイン、情緒たっぷりですね。この字体の「三枚重ねチョコがけクッキー」は心に残ります。
リリースされてから比較的日が浅い商品のようでした。
3枚重なったクッキーに、半分チョコがかけられています。
この生地はちょっと全粒粉ぽいような、リーンとまでいかないけど、やや素朴な印象で大好き。すごく北海道って感じです。
「北海道って感じって何やねん」
という話ですが、北海道の食べものってどうしても素材が違っていて、だからひときわ味がよいのではないでしょうか。(個人の意見です)
クッキーとチョコの組み合わせってごく普通でどこにでもあるから、ひねりがないように見えつつ、予想の数倍おいしかったです。
でも、3枚重ねっていうのはわりとひねってたか。食感が楽しいです。
あと、一部だけチョコがかかってるところも心憎い。ポッキーやチョコファッションと同じ原理でしょうか。手で持ったときにチョコが溶けないし、ツートンのかわいさがありますよね。ちなみに私はチョコファッションにおいて、チョコとそうでない部分の境目が一番おいしいと思っています。開拓の詩も同様かも。
くせがなくて、いつでも誰でも何にでも寄り添えるような柔軟性のあるお菓子です。もちろんコーヒーにも。
去年知ったことの一つが、本州から北海道・沖縄宛の「ゆうパック」を送ると、空輸になるということです。
勝手に船便だと思っていましたが、飛行機に載せるのだと簡易郵便局の人が言っていました。飛行機で運ぶものは規制がいろいろと厳しいので、送り状には、陸送の場合よりも具体的に品名を書く必要があります。(ちなみに「簡易郵便局」というのは全国に存在するそうですが、長野県はかなり多いほうだと思います。局によっては90近そうなおばあちゃんが現役で窓口をやっていたりして、私はとても好みの雰囲気です)
他の運送会社はどうなのでしょうか。
この開拓の詩は「ゆうパケット」だったと記憶していますが、全然割れずに届いて、ありがたかったですね。
クラブハリエのバウムクーヘン
言葉では伝えられない 僕の心は臆病だな
のほうではないです。
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クラブハリエの名前は知りながらも、おそらくこの看板商品と思しきバウムクーヘンは食べたことがなくて、数年前に友人宅で、このバウムクーヘンから作ったというラスク(同メーカーの既製品)を先に経てしまっていました。
それももちろん絶品だったのですが、これが元ネタか(?)と今回また感動しました。
とてもしっとりとして、たまごもふんだんに使われていそうです。
外側の、樹木で言うと樹皮的な部分は、しゃりしゃりのシュガーグレーズがかかっています。前の記事で登場したかまどパイ然り、この目視できる砂糖っていうのが猛烈にコーヒーを呼び込む。
個人的に、焼き菓子は食後には過剰な感じがして、挑めないことが多いのですが、コーヒーを淹れたらつい開けたくなりました。そして、気づいたらなくなっていました。恐ろしい子。
しかし、これ自体がすでに至極上等のお菓子であるのに、ここからまたラスクに仕上げるってどういう発想なのでしょうか。私には到底達することのない境地です。企画会議が見てみたい。
さて、ともコレ、いかがだったでしょうか。
日々おいしいコーヒーを楽しみ、多様なおともも楽しんでゆきたいですね。
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