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12/8 美術館でのワークショップ。チェコに住む子供と妖怪百鬼夜行をつくる!

プラハ6区の昔の邸宅を美術館にした、villa pelléで、子供のためのワークショップを行いました。
夏に美術館から依頼があり、いろいろ話し合って二回に分けて、わたしのテーマであるもののけや自然について子供と制作をします。
第一回目は、日本から持ってきた巻紙にみんなで妖怪を描く!
鳥山石燕をはじめ妖怪を描いた浮世絵師を紹介したり、日本の神道について説明するので、その間に思いついたことをいろいろスケッチして本番の制作にそなえてね!といってプレゼンを開始するも、10分ですでに飽き始める子供達。
ギャラリーのキュレーターの提案で、プレゼンは早くも切り上げ(これに1週間かかりっきりだったのですが涙) わたしが美術大学のディプロマで制作した、チェコのペガンと、日本のアニミズムをもとにした子供のための本や、版画作品を見せると、子供たちは興味津々。
いい作品だね!と褒めてもらいました笑

子供たちは描き始めるとどんどんいろんなものを作っていく。聞いて考えてスケッチするより、手を動かしながらアイデアを出していく。ブレストをそのまま表現していく子供たちに新鮮さを感じました。
子供によっては派手な色をつかったり、美しい色の混ざり合いを表現したり、ポケモンを描いたり笑
でもやはり形のとりかたや色使いは、日本の子供とかなり違うように感じました。
長ーい紙を全部使って描いた妖怪たちは、カットして子供たちの家にそれぞれ連れて帰られました。

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