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イギリス海外就職 ①仕事探しの目標と結果

イギリスの大学院で人事の勉強をしている、さけとばです。修士論文の執筆と並行して就職活動を行なっていましたが、晴れて希望の仕事が見つかり、10月からフルタイムで働き始めました!

これから何回かに分けて、私のイギリスでの就職活動の経験をご紹介したいと思います。イギリスでの就職をお考えの方、イギリス留学のその後のキャリアを考えている方のご参考になると幸いです。
今回の記事は、私が就職活動当初に目指していた方向性と、実際どんな結果に収まったのかをご紹介したいと思います。具体的な応募選考プロセスや実施事項については次回以降、順にお話ししていきます。

1.私の概要


まず、ざっくりと私の経歴や環境などはこちらの通りです。
①職歴 
日本&シンガポールで約10年くらい人事業務経験あり

②渡英歴 
2021年に渡英して大学院進学.イギリスでの職歴なし

③英語力
IELTS7.0程度の非ネイティブ
英語での業務経験はあるが、会議での複雑な議題の進行や、自分の専門外の領域の会話は難しく感じる

④VISAの種類
学生ビザでなく、配偶者ビザで滞在(夫が会社サポートによる就労ビザ持ち)
→特殊な職種でない限り、私も現在保有のビザで就労可能。但し夫のビザが失効したら私も失効。

2.希望ポジションのイメージ


就職活動開始時の目標のイメージは以下のような感じでした. 
①人事に関する仕事であること
ある意味、そのために大学院で勉強したという事もあるので、ここは最優先事項でした。但し、人事の中でどんな領域に進みたいかはあまり絞らず、就活しながら自分が興味を持てそう&市場的に求められている仕事を探る事にしました。

②出来るだけグローバルな仕事
イギリスでの就職ではありますが、複数の国や地域にまたがるグローバルな仕事を希望。
理由は以下です。建前と本音同時にお届けしますw
【建前】自分と夫の今後のキャリアを考えると、ずーっとイギリスに留まるかは未知。今後どんな国に行っても応用のきく経験を積みたい
【本音】イギリスどっぷりの仕事は、私よりもローカルな人の方が知識も適応性が高いはずなので、正直あまり勝ち目はなさそう

③英語メイン、だけど日本語や日本の人事経験が強みになる
マーケットは小さいですが、日本語話者であることが何かしらアドバンテージに働く仕事が良い。
背景としては以下です。
【建前】自分の強みを活かしながら、英語での業務スキル、多様性のある職場での適応スキルも上げたい
【本音】自分の市場価値を追求すると結局ここに行き着くような気がする

④給与は高望みしない。まずは経験
身も蓋もありませんが、まずはイギリスでの職務経験を積む事が最優先だと思いましたので、ポジションを探す段階では希望給与は設定せず、エントリーレベルの仕事も含めて探しました。

3.最終的に決まったお仕事の概要


日系企業の資本が入ったイギリスの企業で、人事関連のプロジェクトマネージャーのポジションのオファーをもらい、入社を決めました。
当初希望していた4つの点について、自分なりの評価は以下です。

①人事の仕事 → ○
人事体制の再構築を実現するようなプロジェクトに関わる事になりました

②できるだけグローバル→○
ヨーロッパ、アメリカ、アジア、日本のそれぞれの地域の人事メンバーと協働するお仕事。上司はイギリス人。

③日本の経験が生きる→○
業務の30%くらいは日本チームとの連携。

④給与は高望みしない→○
応募したのはエントリーレベルのポジションだったのですが、色々あり(次回以降改めてご紹介)最終的には前職とほぼ同等(為替マジックの影響もあり)の給与をオファーしてもらえました。

こうやって書いてみると、願ったり叶ったりの感がありますが、実際には「自分がやりたいこと、理想が叶った!」みたいな夢物語と言うよりは、紆余曲折を経ながら、現実的に自分が価値を生めそうなポジションを模索した結果かな。。というのが実感です。最終的にはとても満足の行く結果につながりましたが、たくさん恥ずかしい経験や、失敗もしました笑

4.今後紹介するトピック


今後、うまくいった事も、それ以上にたくさん経験した失敗も織り交ぜて以下のようなコンテンツを更新していきた思っています。ご興味あれば、ぜひ今後の更新にもお付き合いいただけると幸いです。

・CV(職務経歴書)やLinkedInプロフィールの更新のコツ
・転職エージェントへの登録・求人紹介のリアル
・学内外の就職関連イベントって役立つの?
・LinkedInやIndeedなどの媒体の活用
・選考への参加、面接準備とその学び
・オファー交渉でどんな事ができる?

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