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#006.おっさんたちの使命

デグ

間が空いてごめんやで。なんか俄に忙しくなってきた。ありがたいことです。先日は久しぶりに好天に恵まれた連休でしたね。ちなみに連休3日目はUber Eats稼働日。計10RUNで過去最高の売上でした (笑)。しかし、デグは真面目やな。空いた時間のインプットはさすが。俺もみならわなきゃね。

さて。今回はディープなテーマやね。
「命」とは、か…。

命の深淵をのぞき込む経験は大きいよね。

俺もデグほどではないけど「あ、俺死ぬかも」と思った経験があって。その影響はホンマにデカかった。東日本大震災のとき、東京の高層ビルにいました。向かいのビルがぶつかりそうなほどの巨大な揺れに、はじめて自分の「死」を実感したんよね。
当時は「同僚よりいい成績」「広告賞をとって有名になる」「売れっ子にって金持ちになる」みたいな価値観やった。それでようやく一人前になれる、家族を不自由なく養える、そんな気持ちでいたように思う。それがあっという間に崩れた。今日の延長線上に明日がないかもしれないと実感したとき「俺、何してんのやろう」って思ったんよね。

ちょうど2011年3月いっぱいで会社を辞めて京都の実家に戻る予定だったので、異常な状態の東京にいたのは1か月もないんだけど、あの経験は一生忘れられへんわ。

自己啓発系、臨床心理系、哲学、仏教、禅、スピリチュアル…。支えを失ってしまった自分の価値観の新たな軸を探すのに、いろんなインプットをしたよ。自分に子どもが出来てから両親と暮らした経験、デグが倒れたこと、木下が亡くなったこともメチャデカかった。ほんで最近、大切にしたい価値観にようやくたどり着いたよ。

それは「命はひとつ」ということ。
くしくもデグとほぼ同じ認識です。

以前は、命というのは個別で、個々人に紐づいている認識だったんだけど、実は大きな意味での命はたった一つしかなくて、個々人の目線から個別に世界を観察しているに過ぎない、みたいな考え方です。だからこそ、俺の人生に登場してくれる人たちとの「縁」は宝物だと心底思えるようになった。濃い薄い、良縁悪縁色々あるけど、その色の濃淡が人生を織りなすタペストリーの美しさ…みたいなさ(詩人か)。

最近、よく思うのが自分の「使命」について。
俺、いったい何のために生まれてきたんやろう、って。否定的な意味じゃなくて、何に命を燃やし尽くすべきか?みたいな意味で、やけど。
若いときはそこまで思いが至らなかった。でもここ2年ぐらいの苦境の中で、そういうことを思うようになった。自分が心の底から望んでることは何か?何をしてる時、一番魂が燃えているのか?を自問自答している感じ。

そしたらさ、ついにその答えを発見してさ。SNSでまわってた所ジョージの名言集、みたいなやつに書いてあってんけど。


人間は何のために生きてるのかなって、考えてることが生きている意味だ!


だってさ(笑)

日々の出来事や他人の感情はコントロールできないし、巻き込まれて落ち込むことも多い。でも、それでいいんじゃないかな、と思う。少しの夢と希望を抱いて、一日一日を丁寧に生きる。迷って、悩んで、苦しんで、喜んで、怒って、楽しむ。それが人生の使命だと。

高校の卒アルを見返してたら、自分のコメントにこう書いてあったわ。

「明日は誰にも分らないから、明日のために今日を生きる」

時を超えた励ましのメッセージか、20年以上成長してない証か (笑)。
自分が使命と思うことが使命。決めの問題やな。

おれは、デグが決めた使命を心から応援するよ。

じゃ、また。リターン待ってるで。

追伸
カッコいい事書いたけど、日々の生活の糧を得ることに必死な毎日や(笑)。でも、それもまたよしやで。

ミョウガヤノブヒサ

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