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(仮説)日本酒の嗜み、知識・経験どちらが先か…

「日本酒を、もっと身近に」という理念をかかげながら活動している日本酒メディア・コミュニティ『酒小町』。今回は【仮説:日本酒の嗜みは知識が先か経験が先か…】についてお話していきます。 

このマガジンでは、日本酒の豆知識をわかりやすく、ちょっと飲んでみたくなるようなコラムを書いています。

日本酒が好きという人はもちろん、日本酒がはじめてな方、好きで飲んでいるけど専門用語まではちょっと…という方、これから日本酒を勉強してみたい!という方、ぜひお酒を片手に読んでいただけると嬉しいです。
ただ飲むだけでもお酒は美味しいですが、少し知識をいれるだけで普段飲む日本酒が更に美味しく、楽しくなりますよ! 


飲んだ経験に勝る知識なし?

さて、これまでゆるゆる日本酒教室では、いくつかの説を提案してきました。

特定名称酒のイメージ、服装で考えるとわかりやすい説
首長ボトルの日本酒、美味しいお酒多い説
日本酒の好きな銘柄を7つあげると、その人の個性があらわれる説

今回はその一つに並ぶ説をご提示しようと思います!
それは、「日本酒(お酒)の嗜み、知識・経験どちらが先か」という話題についてです。

お酒について「知る」・「学ぶ」こと。(知識)
お酒を実際に「飲む」・「楽しむ」こと。(経験)

どちらを優先すればいいのでしょうか?
あるいは、どのようなバランスをとればいいのでしょうか?

結論からすれば、「飲んだ経験に勝る知識なし」、です。
なぜなら、日本酒を飲む機会を増やし、いろいろな日本酒を飲んでみることで、自ずと知識に触れる、学ぶ機会が多く訪れるからです。
日本酒を飲む経験は皆それぞれ同じ「1」です。
その同じ経験値1を、「2」、「3」、時には「10」にもできる方法・手段、それが知識です。

同じものに触れても、その解像度が上がる…とでも言いましょうか。

・知的好奇心を満たす
・お酒の美味しさをより深く感じる
・食事・飲みの場をより充実させた体験とする

など、知識によって経験の膨らませ方は人それぞれですね!
製法、歴史、用語、文化、法律、プロモーション方法など、日本酒に関する知識はかなり多岐に渡るのが現実です。

しかし、嗜好品である日本酒を普段楽しむのに、細かいことを知っている必要はありません。 文字通り、嗜み、好みであればそれで十分。
日本酒の知識と経験は、車の前輪と後輪のように、どちらも同時に動くものです。
勉強だけしていても、どこかで必ず行き詰まります。
また、百聞は一見に如かず、という言葉もありますし、 知識と経験は必ずどこかで結びつきます。

日本酒の好みは人それぞれ…

日本酒に詳しい人は、あなたの身の回りにいますか?パッと思い浮かぶ人はいますか?
きっとその人は、すべからく多くの日本酒を飲み、知識や情報にも多く触れています。 当たり前ですが、最初から詳しい人はいませんからね。

もちろん、各々で知識を身につけるスピード、費やせる時間、お酒の強さ、お酒への熱量などはバラバラです。ご自身のペースで進めるのが一番です。

最後に、お酒を実際に飲む時にみなさんに意識してほしいこと。
それは、他の人の感想と比べず、その時感じた自分自身で感じた印象を大切にしてほしい、ということ!

皆が「美味しい」と言っていても、自分にとっては好みではない、ということもあります。 日本酒の銘柄や知名度、人気にとらわれずに、ぜひ自分の感性を大切にしてください。

いくら日本酒に詳しい人に紹介してもらっても、それが自分好みか、口に合うかは、最終的には飲んでみないとわかりません。
最終的なジャッジは自分自身でしてくださいね^^

それでは今回はここまで!



日本酒コラム『ゆるゆる日本酒教室』

日本酒コミュニティ「酒小町」

20代から30代の「お酒の場と、交流が好き」な人たちが集まる日本酒コミュニティ『酒小町』。「日本酒好きのあそび場」をコンセプトに、年齢も職業もバラバラの個性豊かなメンバーが乾杯するだけでなく、自分たちであそびを企画したり、日本酒について学んだり......誰もがホッと一息ついて自分らしくたのしめるようなサードプレイスをつくっています。


酒小町』は、毎月1日〜10日の期間にメンバー募集をしています。
募集開始時にはLINEアカウントでお知らせをしているので、ぜひ登録して続報をお待ちください!

コミュニティ内にはこのnoteのように、講義の形でない日本酒の知識を唎酒師さんがゆるゆる共有してくれるコラムがあります。美味しく、楽しくをメインにしていますが、こんな風に日本酒の知識を身につけながら飲むお酒もまた格別ですよね。

今回コラムを書いてくれた社会福祉士×日本酒学講師のダイゴさんのnoteはここから読めます。日本酒以外の話題も含め、優しくてわかりやすい文章が特徴です。

酒小町制作メンバー

執筆:ダイゴ|社会福祉士×唎酒師・日本酒学講師=Sake Social Worker(note
ディレクション:関谷サイコ(Xnote
企画:卯月りん(XInstagramnote

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