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日本酒の味には”タイプ”があることを知ろう!

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全国1500以上の蔵で作られている日本酒ですが、同じ銘柄でも、原料や製造方法によって味わいが異なります。

日本酒には”味わいのタイプ”があるので、それぞれの観点に着目して説明していきたいと思います。


精米歩合

精米歩合が低い酒は・・・

その前に、

そもそも精米歩合とは、玄米から表層部を削って残った米の割合を表します。例えば、玄米から30%削った時の精米歩合は、70%という風になります。

その上で、精米歩合が低い酒はサッパリとした味になりやすく、高い酒は旨味が強くなりやすいです。


飲み方

飲み方によって分類することもできます。

日本酒には冷やして飲むのに向くものと、温めて飲むのに向くものがあります。

例えば、サッパリとした酒は冷やした方が美味しくなることが多いです。逆にコクのある酒は温めると美味しくなると言われています。


味と香りのタイプ

頭に四象限をイメージしてみてください。(プラスの記号のことです)

四象限の横軸を味わい。縦軸を香り。というように分類します。

○味も香りも強いものを『熟酒』
○味は濃いけど、香りが控えめなものを『醇酒』
○味は軽くて、香りが強いものを『薫酒』
○味も香りも控えめなものを『爽酒』

という風になります。

それぞれを詳しく説明していきます。


『熟酒』
古酒や秘蔵酒、長期熟成酒のような高価で希少性の高い酒が多いです。香りとしては、ドライフルーツやスパイスのような感じがします。香りの立つ温度帯は25度〜30度くらいがオススメです。

『醇酒』
純米酒の中でも、生酛や山廃造りの酒が多いタイプです。ふくよかで落ち着いた香りがあり、米の旨味を感じられる味わいがあります。香りの立つ温度帯は15〜18度の低温、又は、40〜55度くらいがオススメです。

『薫酒』
華やかな香りを持つ、純米大吟醸、大吟醸などが該当します。飲み口が軽くサッパリとした味わいがします。フルーティーな香りのものが多く、飲みやすさもあり海外でも人気の高いタイプです。10度前後に冷やして飲むのがオススメです。

『爽酒』
日本酒としてはもっともライトで、清涼感の高いものが多いです。このタイプの日本酒は多く、普通酒から吟醸酒まで幅広い酒が該当します。香りとしては、レモンやライムのようなスッキリとしたイメージになります。5〜10度に冷やして飲むのがオススメです。


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まとめ

今回は、〜日本酒の味には”タイプ”があることを知ろう!〜というテーマについてまとめてみました。

日本酒って知れば知るほど奥深いし、そこに面白さや魅力がありますよね。

それぞれの味わいのタイプを理解して、日本酒を楽しんでみるのも良いと思います。




最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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””日本酒の内容をベース””に『デザイン』『マーケティング』『起業』にも関心があるので、それらの勉強や実践のプロセスを発信しています。


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