「47都道府県行ったことあるよ」と話すと必ず聞かれる難問。
こんにちは、上田です。
本日は、質問に関するお話。
そういえば、自己紹介で書いたかどうか失念したのですが、
30歳くらいの時に47都道府県踏破を達成したんです。
なぜやったのか。
もともと、旅行は大好きだったんです。
主に、お酒と温泉を求めて。
そして、ちょうど僕が大学生~院生くらいの時。
時代はあの民主党政権下における
「土日や夜間にETC使ったら高速料金がどこでも1000円」
的な施策が行われていました。
正確な内容は忘れましたが、ひとまずほぼガソリン代だけで高速でどこにでも行ける時代があったんです。
当時、自分は金沢で学生生活を送っていたのですが、その恩恵を堪能するために車で様々なところに行っていました。
例えば、
金曜の研究を終わらせてから夜出発でわんこそばを食べに盛岡へ
とか。
ちょっとお風呂入りにひとりで由布院へ
とか、
お酒を買いに飛騨高山へ
とか。
あと、脱線していうと、お茶を飲みに台湾へということもやっていました。
そんなこんなで、学生時代だけですでに31都府県ほど達成した状態で迎えた社会人。
ありがたいことに、3年目の途中から異動になった部署が出張のあるところだった兼ね合いで、
ちゃんとお仕事を終わらせて、その土地のおいしいものを堪能する、というチャンスがあり、結果として47都道府県を達成したんです。
※ここまでが前振り。
そんなこんなで、初めて会う方や話の流れで趣味の話などになった時に「47都道府県行ったことあります」と話すと、よほどTPOを外した時か、相手が全く僕に興味がない時以外は100%、
「どこが一番よかったですか?」
と質問してくださいます。
この質問、毎回これが来るとわかっていても、即答しかねるんです。
というのも「何をもって、一番だと思うか」は、その質問した人によって分かれるからです。
「一番、またここに行きたいというところはありますか」
と聞きなおしてくださるときは回答しやすいのですが、
そうでない場合は、相手は今後の自分の旅行の参考にしたいんだろうなという意図だと受け取って、旅行に何を求めるかを聞くようにして、さらに掘り下げるように心がけています。
・旅行に何を求めるのか。食べ物、お酒、景色、温泉、宿、アクティビティなど。
・食べ物の場合は、旅行先で堪能したいものが肉・魚・野菜・果物・スイーツ・その他どういうものをイメージしているか。
・アクティビティや景色の場合は海・山などどういう系がいいか。
など、できるだけ相手が求めているものに近いオススメを提案できるようにしています。
結構、この話を聞いていると、その人が大事にしているものや価値観を聞かせてもらえることがあるので、誕生日のプレゼントやどこかに行った時のお土産などの時にヒントになることも聞けたりします。
質問をするときは、相手が答えやすい聞き方も大事だなと。
特に、自分が当たり前に思っているものが、相手も一緒とは限らない場合。
ちゃんと、コミュニケーションをとりながら、理解していくことが大事だなと感じます。
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