モノローグ
らたた、るんたった、るたた、らたた!
ぱたぱた裸足で踊りましょう。
踊りなんて上等なモンじゃないけど踊りましょう。
誰が何と言おうと踊りと言ったら踊りになるの。
らたた、るんたった、るたた、らたた!
泣きたくなるくらい寂しい夜でも
震えてしまうほどひとりの朝でも
おひさまさんさんのぼるから、つきはこんこんひかるから。
届け届けと踊るのです。
なるべくつとめて幸せに、なるべくつとめて大袈裟に。
繰り返した大丈夫と同じ数だけこぼした涙。
全て忘れて踊り明かせば、倍の数だけ溢れる汗と、自然に上がる口角ひとつ。
らたた、るんたった、るたた、らたた!
元気です、わたしはげんき。
つとめて幸せ、つとめて綻び、つとめて笑顔。
楽しいです、ええとても幸せ。
踊れ踊れ、踊り明かせ。
夜明け前の闇がなんだ、悠久の黄昏がなんだ、ちっぽけなこた気にしない。
泣き笑え、笑って踊れ、わたしはひとり、それがどうした。
いままここで、立って踊っている。
それがわたし、それだけでわたし。
らたた、るんたった、るたた、らたた!!
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