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【ワーホリ・留学】ケンブリッジ英語ってなに?話せる英語を学びたい人には超オススメ

こんにちは、サカナです!
ワーホリ中、最初の4ヵ月間は語学学校に通い一般英語(1ヵ月)とケンブリッジ英語(3ヵ月)コースを受講していました。

留学したいという思いもあり、どうせ英語を勉強するなら資格が欲しいと思った私。
数々の資格がある中「ケンブリッジ英語検定」を選びました。

今回は、「ケンブリッジ英語検定」とは一体どんな資格なのか、どういった人にオススメするのか、実際にコースを受講しテストも受かった私が徹底解説しますよ!

ケンブリッジ英語検定とは?

まずは、「ケンブリッジ英語」の基本的な情報をご紹介します。

ケンブリッジ英語の正式名称は「ケンブリッジ英語検定(Cambridge English Qualifications)」と呼ばれ、現在150カ国以上の国で試験が実施されている有名な英語能力試験です。
日本ではまだまだ認知度が低いですが、ヨーロッパでは知名度も高く人気も高い英語検定なんです。

あのケンブリッジ大学が監修
皆さんも聞いたことがあると思いますが、あのイギリスの名門大学「ケンブリッジ大学」が監修している英語検定です。

数多くの英語学習教材を出版しているケンブリッジ大学ともあれば、信頼度も高いですよね。
せっかくお金を払って検定を受けるなら、信頼できるものがいいですよね!


学習内容も「使える英語」にフォーカスされていて、英語学習者にとっては日常生活ですぐに使える表現が学べるんです。

日常生活で使える英語にフォーカス
皆さんとって英語の勉強って聞くとどういうイメージがありますか?

「文法」「単語」「読解」

なんだか面白くなさそうですよね。
この面白くなさそうなイメージって「勉強しても使う機会がないから」ではないですか?

例えば、日本では不動の人気を誇る「TOEIC」ですが、これは基本的にビジネス英語が多く、お仕事で英語を使う機会がこれまで全くない方にとっては全く面白味を感じられないんです。
私も学生時代に勉強した際は、社会人経験もなくビジネスの現場をイメージすることがまず難しいので、そこから派生してくる英単語も全く身近に感じられませんでした。

では、反対に私たちが普段日常生活で使っている表現を英語で何て言うか知れたら面白くないですか?
高校時代に習ったあの英文法、実はこうやって使い分けていると知れたら勉強するのが面白くなりませんか?

勉強する上でモチベーションを上げられるかって、実際に使えるシチュエーションがイメージできるかだと思っています。

私がこの「ケンブリッジ英語検定」をおススメ理由はここなんです。
日常生活ですぐ使える英語が学べるので、勉強するのが楽しいんです!

読・聴・書・話 4つの試験内容
ケンブリッジ英語検定は4つの項目が含まれています。

・リーディング
 文法やボキャブラリーが問われるところです。
 問題形式はケンブリッジ特有なので、しっかりと対策が必要です。

・ライティング
 文章力を問われます。
 いくつかのオプションから自分で2つを選び、そのトピックに沿ってライティング。
 大体1トピック200 wordsが目安です。

・リスニング
 英語のリスニング力が問われます。
 問題は短いものから長いものまで段階的に変わっていきます。
 日常会話から、ラジオやインタビューなど、パターンはいくつかあります。

・スピーキング
 スピーキング力が問われます。
 こちらもケンブリッジ特有で対策が必須です。
 ペアを組まれ2人対面接官1人でのテストになります。
 自己紹介から、ペアで一緒にディスカッションなども含まれます。

このように、読み・書き・聴くだけでなく「話す」が加わっており、英語を使えることにフォーカスされていることがよくわかりますね!

5つのレベル
ケンブリッジ英語検定は5つのレベルに分けられており、それぞれのレベルによって試験内容が異なります。
語学学校で対策コースを受講する際も、この5つのレベルごとにクラスが設定されています。

・CPE(Cambridge English: Proficiency)
 TOEIC 990点満点レベル、ネイティブスピーカーと同じくらいの英語スキル

・CAE(Certificate in Advanced English)
 TOEIC 870点レベル、上級レベルの英語スキル
 多くの大学機関で入学時に必要な英語としてCAEが採用されているようです。

・FCE(First Certificate in English)
 TOEIC 760点レベル、中級レベルとして最も受験者が多いレベル
 私はTOEIC 780点で、このFCEに合格点数ギリギリで合格しました(笑)

・PET(Preliminary English Test)
 TOEIC 630点レベル、初級レベルになりますが語学学校では受講者も多いイメージ

・KET(Key English Test)
 TOEIC 400点レベル、基礎レベルです。

語学学校を選ぶ際の注意点

私はワーキングホリデーを決めた際、「英語力アップ」を一つの目標としていて、その結果を見るためにも「英語の資格取得」をゴールとしていました。
なので、語学学校へ通う際もケンブリッジ英語検定を受ける前提でその資格取得のためのコースを受講していました。

実際に語学学校でケンブリッジコースを受講、検定を受験した私が、語学学校を選ぶ際の注意点を記載しておきます!

ケンブリッジコースは12週間
全ての語学学校については情報を網羅していませんが、基本的にケンブリッジコースは大体12週間で組まれることが多いです。

コースが開始した後で途中から受講することが難しく、コースが始まる前に事前に受講の申し込みを完了しておく必要があります。
語学学校へ入学後、コースを変更してケンブリッジコースを受講する場合は、レセプションで事前に問い合わせをしましょう。
コースによっては受講できるかのテストや説明会への参加が必要になる場合があります。

開講日を要チェック
ケンブリッジコースを受講する場合は、必ずコースの日程を確認しましょう!
試験の日程に合わせてコースが組まれていることが多く、開講日がすでに決まっている場合も多いです。
なので「ケンブリッジコース」を受けたいという方は、受講できる語学学校を調べることはもちろんですが、開講日も要チェックです!

現地到着後、すぐに語学学校へ通う方も多いと思いますが、受講したいコースに合わせて現地到着日を併せるのも大切です。

受講には最低限の英語レベルが必要
ケンブリッジコースは各レベルによってクラス分けがあります。
受講時の英語レベルによっては受講したいレベルのコースに入れない可能性もあります。

語学学校によって基準は異なりますが、FCEの場合は「Upper Intermediate(中上級)」以上の英語レベルが必要とされています。
あくまで基準なので、語学学校によっては基準に満たなくても受講できる場合もあります。
詳しくは語学学校もしくはエージェントに確認くださいね。

ちなみに私の場合は、語学学校入学時は「Intermediate(中級)」でしたが、ケンブリッジコースのエントリーテストで「Upper Intermediate(中上級)」のスコアを取得できたので、ケンブリッジFCEコースに入ることができました!
入学時にケンブリッジコースのレベルに達していない場合でも、一般英語の授業でレベルを上げてケンブリッジコースに入ることは可能です。

ケンブリッジコースの個人的オススメ理由

最後に、実際にケンブリッジコースを受講してみて感じた、個人的オススメ理由をご紹介しますね!

充実カリキュラムとベテラン講師
ケンブリッジコースはケンブリッジ英語検定への合格を目指すコースのため、試験合格へ導くための授業内容になっている為、カリキュラムがしっかりしています。

教えてくれる先生もケンブリッジコースの授業を長年教えていたり、実際にケンブリッジ英語検定の試験官をしていたり、語学学校側も「ケンブリッジ英語検定の合格率アップ」の為に力を入れていることがよく分かります。

私がお世話になった先生もイギリス出身のベテラン講師でした。
語学学校によっては先生の当たり外れがあると言われていますが、ケンブリッジコースを受け持つ先生は語学学校の中でもレベルが高い先生が多く、ケンブリッジコースを受けて外れの先生を引くことはまずないと思います。
ただし、KETなどの初級レベルになると若い新米の先生が受け持つ可能性もあります…

一般英語よりボリュームが大きい
ケンブリッジコースは12週間で試験合格の為の対策を行います。
もちろん文法も学びますし、単語や言い回しも新しく覚えていく必要があります。
その中で、ケンブリッジ特有の試験内容に慣れる必要があります。
なので、一日クラスを休んだだけでもキャッチアップが大変です。
特に試験を受ける場合は、過去問を受けて問題になれる必要があり、授業以外でも自主的に勉強していく時間が必要になります。

大変ですが、「語学留学」を目標とする方にはとてもいい環境だと思います。
日々の授業も「試験合格」という目標を持って受けられるので、モチベーションを保ったまま授業を受けられます!

モチベーションの高いクラスメイト
ケンブリッジコースは一般英語のクラスと比べて、勉強量が格段に多くなります。
授業以外にも課題や過去問の受検など、自主的に学習する時間が必要とされます。
なので、ケンブリッジコースを受講する生徒は、モチベーションが高い方が多く、良い刺激を受けることができます。

語学学校にはいろいろな学生がいます。

学生ビザを取得/更新するために語学学校に通っている人
親のお金で留学に来ている為、語学学校に来たくて来ているわけではない人

一般英語の授業を取る場合、そこまで宿題も多くないため授業に行くだけという生徒も多く存在します。
例えあなたは語学留学を目的として自分のお金で語学学校に通い、英語力アップのために努力していても、そういった生徒と同じクラスを受けることは少なからずあなたのモチベーションを下げます。
環境はとても大切です。

実際に一般英語(Intermediate)のクラスで1ヵ月過ごし友人もできたし楽しかったですが、1ヵ月で十分でした。
ケンブリッジコースに入ってからも一般英語クラスでできた友人との交流はありましたが、英語の勉強に関してはケンブリッジコースでできた友人と情報共有したりクラス内で積極的に交流し、自身の英語力アップに努めました。

クラスメイトも試験合格であったり、語学力アップを目標としている為、授業への参加態度も積極的でディスカッションも活発に行われ、充実した英語学習の時間になりました。
英語力アップという大きな目標があって語学学校に通う場合は、ぜひケンブリッジコースをおすすめします!

さいごに


いかがでしたか?
ケンブリッジ英語検定は英語力アップを目指す方にとってもおススメです!

まだまだ日本での認知度は低いですが、将来的には多くの教育機関や企業で英語力を示す基準として採用されることでしょう。

海外で語学学校に通う際はぜひチェックしてみてくださいね!

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