見出し画像

サカナ月報(2023年2月)

さて、2023年ももう6分の1が経過。
そして冬が終わり明日からは春ですよ春!
季節は巡り、僕たちは大人へと近づいていくんですね。

1.ゲーム制作

ゲーム制作に関する記事は基本的にCi-enにお引越ししました。
ご興味ある方は以下をどうぞ!できればフォローもよろしくお願いします!
開設以来、サボることなく毎週更新してます。継続の鬼!
そろそろまた本格ゲ制時期になれば進捗情報も増えていくはず!

ちなみに現状の最新作は以下から遊べます!
長編ゲーのためプレイ数は伸び悩んでますが満足度は据え置き(+α)くらい!

👆自信作なので未プレイの方は是非~



2.ゲームプレイ

(1)TGF2022のプレイ状況
今月は制作再開と仕事が忙しめだった影響で遊ぶペースはそれなり。
今月もプレイ状況をまとめたツイートを貼っておきます。
(比較のため先月分も貼っておきます)

👆最新状況
👇先月状況

もうフェスも本日が閉幕日ということのようです。フェス活もこれで終わりだと思うと少し悲しいですが、その分今後は制作に集中していきます!
ちなみに楽しみにしていた長編の遊び漏れが多発してしまったので、今年は長編作を中心にフェス前でもプレイしようと心に誓いました。


(2)TGF2022以外のゲーム
今月も全くやっていません。
厳密に言うと開催中のTGF2022の関連作を多少やっている程度です。

というわけで月間MVP選定はフェス期間中は基本的に中断します。フェスの閉幕頃にジャンル別おススメやら色々まとめまっす!フェスの閉幕は2月末という公開情報がありますが、経験上ちょっと後ろ倒しになると見ました!



3.note活動

今月の投稿回数は本記事含めて6回でした!
TGFのおススメゲーム紹介&感想記事のみとなっています。
(来月からのネタ不足が心配されます)
以下、並べていきたいと思います。

関連記事総まとめはちょこちょこ内容を更新して、先ほどTGF2022の長編・短編のグランプリ予想をしてみました。祭りなんだからこういうのはジャンジャンやりたい派です。皆さんの一押しゲー、グランプリ予想作なんかも公式発表の前後に関係なく聞いてみたいです。
来月からはフェス作の推し活は終わり、スクリプト系記事やら雑談気味の話やらを増やしていく予定です。



4.読書

年末はイベントが目白押しで通勤機会も減って7冊。
理想を言えば週に2冊くらいは読んでおきたいところですが。
ただ、なんとなくペースはつかめてきたかも。来月に期待。

絶唱 湊 かなえ
珍しく読み漏らしてた過去作。ダークテイストは抑え気味ではありつつ、テクニカルな伏線の張り方や人間関係のネガティブな側面も描くのは著者らしい。舞台や登場人物は共通するが割と独立色の強めな連作短編というイメージ。以前確かフィジー部隊の小説を読んだが、南洋諸国と日本人は国民性が全く違うんだろうな、と。幸福度は圧倒的に負けていそう。一部で自叙伝的作品と言われているらしいがそのあたりの情報は見つからず。

タイタン 野崎 まど
面白かったものの、著者のknowやバビロンが好きすぎて期待値上げ過ぎてたのと、最近読んだ「なめらかな世界と、その敵」のSF描写の秀逸さのせいでかなり割を食った印象を持ってしまった。読み手としてまだまだだと痛感。シンギュラリティ後に人類が労働から解放された状態の世界観や描写はとことん王道でありつつ、AIに精神疾患に似た症状が出るところやロードムービー的な要素、ラストの解決策などはひねりがきいていると感じた。働くこととや生きる意味などの命題についても考えさせられる。思い立って小説の読了時にはTwitterで読了ツイートをするようになって以来、恐らく一番中身のないツイートをしたと反省。ファンだけど公平に、ネタバレせずに多少の意味を持たせつつ感想ってかなり難しい。。

たったひとつの冴えたやり方 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
積ん読していた文庫が見当たらなかったので図書館で借りて読んだ。うっかりしていて文庫では短編3作が収録されているのに対し、借りたバージョンは1作目のみだったが、主人公の好奇心旺盛で勇敢なキャラクターや未知の生物との邂逅など読み応え十分であり結末は感動的であった。海外SF作にしては非常に読みやすい。訳者あとがきから作者の実生活についても理解し、本作との関連性も感じられた。残り2編も読みたい。

ボッコちゃん 星 新一
SF熱が高まったので、恥ずかしながら国内SF御三家と名高い著者の著作を今更始めて読んだ。期待していたSF要素はあまり感じられなかったが、ショートショートほぼ初体験のため楽しく一気読み。ほぼ2~6ページに収まるのでスキマ時間読書とショートショートの相性が良すぎる。人間の欲や性(サガ)への皮肉の効いた作品が多く、通俗性を排した作風のおかげで昭和40年代の作品なのにほぼ古さを感じないのにも驚いた。切れ味抜群の傑作と思える作品もいくつもあった。著作を調べて何作か読みたい。

シュレディンガーの少女 松崎 有理
ボッコちゃん読了ツイートにたくさんいいねがつき、なんとなく眺めていたら本著の作者で面白そうだったのでこれも縁と即買い。結論読んで良かった。SF読者として経験値が高くなく読みはじめの心理ハードルが高い自分にはありがたいバラエティに富んだ短編集。6ついずれも楽しめたが特に好みは異世界数学。高校入学後に急に数学がつまらなくなり私学文系一直線でなくなっていたかも。

罪人の選択 貴志 祐介
新刊文庫が出てたので喜んで購入して即読みした4作収録の短編集。超初期の作品である1作目は完全に意味不明で頭を抱えたが、2作目以降は楽しめた。3作目の『罪人の選択』のミステリとしての構成と展開、4作目の『赤い雨』の現代と地続きと思えるディストピア設定とリアルな描写は非常に楽しめた。とはいえ著者に期待するのは渾身のデキの長編。過去作のような満足度が得られる新作の長編をまた読みたいところ。

原稿用紙1枚の物語 20行目で「あっ!」とおどろく あいはらまひろ
ベテランフリゲ作者さんの書籍デビュー作。複数のノベルゲームをプレイしていたので安心して楽しめた。あっと驚くというよりは原稿用紙1枚でオチを付けるのが上手いなぁ、といった感じ。レビューでは作品だけで解説不要という論調が目立ったが、全体としてのテンポを考えるとあって良かったと感じた。本好きの小学生の子どもたちにも読ませたい。



5.映画

映画の感想がですます調なのは、読書はそれなりに嗜んでいるつもりだけど映画は全く嗜んでいないのでより謙虚に、という意味合いでございます。

今月映画観られてないので、今日の夜適当に映画館飛び込んで何か観ます!

RRR(ネタバレなし)
厳密には1月31日に映画館で鑑賞。トータルほぼ3時間という長編映画でしたが、見せ場シーンのオンパレードで膀胱以外は長さを感じることが一切ありませんでした。アクションシーンや見た目の派手さなどは一線級のハリウッド映画にも引けを取らないでしょうし、メチャクチャ異国情緒溢れるインドテイストが全編味わえるのでクオリティに満足しつつ物珍しさも楽しめるはずです。
ストーリーは全く予備知識なく見たので冒頭のシーンで驚きました。イギリス植民地時代からの解放運動の話だったのですね。インド映画は実はちょいちょい見た経験があり、現地のお店でDVD売り場を覗くことも何度かあるのですが、弱者が圧政から解放されるために奮闘するというのは人気ジャンルの1つです。私が初めてジャイプールの現地の映画館で観た映画も、不当逮捕の囚人が脱獄する(みたいな)話でした。その本家本元っぽい話だったのでキタコレ!となりました。アクションシーンやダンスシーンだけでなく、インファナルアフェアのように対立せざるを得ない男同士のアツい絆みたいな要素もありましたし、抑圧、抑圧からのラストのカタルシスが凄かったです。
未見の方には超おススメできる一作です。スラムダンクも良かったですが、予備知識や元々の思い入れがない方には確実にこちらの方がおススメです。ちなみに分かりやすいシーンや演出だけでなく、細部までこだわって制作されています。メタファーやら神話モチーフやら、映画通やインド神話通(稀)の方は更に満足できるに違いないです。鑑賞後に考察動画も見まくってしまいました。



6.運動・その他

(1)ランニング
今月はイマイチでしたが、月末にプチ登山したしまぁヨシ!

4日(土)   17km
7日(火)   15km
12日(日) 19km
18日(土) 10km
19日(日) 14km
23日(木) 14km
25日(土) 17km

計  106km

通常より日数も短く、雨やら出張やらでランニング機会を失うこともあり低調な1か月となりました。来月以降出勤回数が増える見込みがあるので、走行距離も伸びて体重も減少傾向になることに期待します。でも元々人相があまり良くなくて、痩せる時は腹ではなくまず顔から痩せていくんですよね。妻に「よし、決めた!真面目に痩せる!」と言ったら反対されました。いや、反対せんでも!


というわけで今月もお疲れ様でした。

以上、富井サカナでした。
来月、来年も頑張っていきましょーい!!

👇最新作『市立タイマン学園』はいつだって気が向いたら遊んで下さい!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?