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ep.20 スポーツと栄養について

9月になったにもかかわらず40°になるに日本に絶望していますイワサワです


今日は栄養について少し話していきたいと思います

なぜ栄養について書こうと思ったのかというと

高校までゴリっゴリにトレーニングを積んで

毎日一生懸命にバレーボールに燃えて競技をしていた時と

6月に自粛が解除され

それから本格的な施設のもとでしてきたトレーニングの結果が

この2ヶ月の方が圧倒的であったからです

具体的にいうと現役を退いてから5年経っていますが

現役の時のバーティカルジャンプと今のバーティカルジャンプを比べると

今の方が飛んでいるという事実です(体重は現役よりも8キロ増えています)


もちろんトレーニングのクオリティや知識が違うこともあると思うのですが運動に費やす量(時間)でいうと圧倒的に高校までの18年間のはずなのに、、さらに5年のブランクもあったはずなのに、、

なぜ2ヶ月に負けてしまったのでしょうか?

それを考えたときに栄養は外せない要素の一つになるのではないかと考えたからです

というわけで今日は三大栄養素の中でも炭水化物に焦点を当てて考えていきたいと思います


まず、私個人の見方になりますが何が大切で何はあまり大切ではないという栄養素は基本的にありません

全ての栄養素は身体に必要不可欠であり

また摂取しすぎは様々な身体への害をなします

自分の体にあった適切な量を全ての栄養素において摂取することが望ましいです

前提としてそれを踏まえた上でこの後のnoteを読んでいただければと思います

炭水化物

炭水化物は身体を動かす際のエネルギー源となる非常に重要な栄養素になります

大きく分けて2つ

糖質と食物繊維に分けられます

まず、よく勘違いされがちですが食物繊維は炭水化物のうちの1つです

草食動物には食物繊維をエネルギーにするシステムが備わっているため草を食べているだけでも身体が人間よりも大きく発達することができます

人間にはそういった消化システムはありませんが腸内細菌にとっては大事な栄養素のためとても重要な栄養素です

最近は腸内細菌が注目される様になってきましたが腸内細菌の数はおおよそ100兆個いるとされており人間を構成する細胞の数よりも遥かに多いことがわかっています

このことが意味することとは人間が生きていくにあたり腸内細菌が非常に大きな役割を果たしているということです

ある方がいうには人間の意思決定をも腸内細菌が左右するということです

考えてみれば過度なダイエットを実施し人格が変化してしまったという話はよく聞きます

もちろん腸内細菌が全てをコントロールしているということはないと思いますがそれでも人間の細胞よりも遥かに多い腸内細菌が意思決定に関与しているという話には信憑性があると思います

スポーツや仕事、勉強、何をするにしても正常な認知判断能力が欠如している状態では望む結果は得られません

もし、多くの悩みを抱えている方が周りにいたら野菜を死ぬほど食べてみる様アドバイスしてみると解決するかもしれませんね #大袈裟


次に糖質について考えていきたいと思います

糖質とざっくり言われても、、、というのが私の考えです

甘いスイーツに含まれる砂糖と

お米やパンに含まれるデンプンが同じとは到底思えませんよね


ではどう違うのかお話しします

砂糖(スクロース)とはブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)が1つずつ繋がってできる糖です

つまり糖2つでできているということになります

それに対してデンプンとは

グルコースが1000個位で繋がってできるアミロースと

グルコースが数万〜数十万個繋がってできるアミロペクチンという糖からできています

つまりデンプンは少なくとも1000個以上の糖からできているということになります


糖は主に小腸で吸収されますが

吸収される過程には様々な過程があります

ここではそこは端折りますが一番単位の小さい糖に分解をして吸収するという流れが一般的なので

イメージとしてはハサミでチョキチョキ切って一番細かくなったものから吸収するという流れです

さて

消化吸収にかかる過程(時間)は砂糖とデンプンどちらが多いでしょうか?

砂糖は2つの糖からなるので一度切ってしまえば吸収できてしまいます

それに対してデンプンは少なくとも10回は切らないとグルコースにはなりません(もちろんそんな簡単な話ではありませんのでもっと多いです)


吸収にかかる時間が少なければ少ないほど血管に流れる糖(グルコース)の量は増えます(血糖値が高くなる)

したがって砂糖はデンプンの何倍も早く血糖値を上げてしまいます

先ほども言った通りグルコースはエネルギーになるのでとても重要ですが血管内にグルコースが増えすぎてしまうとタンパク質と反応を起こし様々な障害を起こしてしまいます

そこで血糖値が上がりすぎない様に調節するホルモンが分泌されます

それがインスリンです

インスリンには多くの作用がありますがその1つに脂肪組織への糖の取り込み、脂肪の合成促進があります

要するに太ります

ざっくりですが、これが砂糖とデンプンの違いです

ね?スポーツ選手には向いていないでしょ?というわけです

糖質と言ってもたくさん種類があり、それぞれが違う代謝のされ方をします

なので糖質という一括りにされていても別の栄養素であると考えるべきではないかと思っています


今日はいつもより大ボリュームになってしまいましたが読み応えがあって良かったのではないでしょうか?

次回は残りの三大栄養素にも触れながら書いていきたいと思います!

今回も読んでいただきありがとうございました

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