口座残高0円・・・「スケッター」事業はクラウドファンディングから始まった

1年前の今頃、共同創業者の池田君と取り組んでいたことは「スケッター」事業を立ち上げるためのクラウドファンディングでした。

介護ロボットでは2025年問題の解決にはならない(間に合わない)ことを知り、そこから会社として迷走の日々が続いていた中、たどり着いたスケッター構想。それは介護以外の仕事をスキマワーカーとマッチングさせることで、「外」から人を呼び込み、施設のファン・サポーターを作り、業界の関係人口を増やすこと。他にもスケッターには「施設のオープン化・見える化」「異業種との壁を壊す」などの効果があります。

サイトができる前からラインを使って人力でマッチングをさせるなど、「リーンスタートアップ」を実践し、細かく仮説検証を繰り返していました。「これはニーズがある」と確信したタイミングで、開発費用を捻出するためにクラファンを実行を決めました。ちなみに当時会社にあった資産はゼロです。

ただ、支援者にリターンとして用意できるのは「僕からのありがとうメール」くらいしかなく、また民間企業であることから目標金額に届く可能性は非常に低かったんです。実際、資金が集まるペースは徐々に達成ラインを下回り、開始から一週間で「ちょっと厳しいかも」と思うようになっていました。

そんなとき、誰も購入しないと思っていたけど一応用意していた「立ち上げメンバーになる権利」という100万円のリターンを購入する方が現れて、、一気に目標を達成。。。スケッター構想が構想で終わることなく、スタートできた瞬間でした。ほんの一年前の出来事です。

そのリターンを購入した方は現在弊社で営業責任者として正社員になりました。私の右腕です。(ウルトラ大企業を辞めて、うちに転職したことが話題となり新聞にも載ってます)


ちなみに、100万でスケッターを開発するという当時の考えは非常に甘く、、実際は「エンジェルエンジニア」の登場がなければ開発できなかったという話もあり。。この話はいつか本人に許可を取って、皆さんに話たいなと思っています。


1年しか経ってないけど、本当に色々なことが急激に変わっていく日々です。でも、最初に手を差し伸べてくれた人たちがいて、そのおかげでまだ自分が頑張れていることを、ひと時も忘れないように、いつも思い出しています。


あ、読んでくれた方、とりあえず「スケッター登録」お願いします笑

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いつか書きたい話

・「突然現れたエンジェルエンジニア。独学でスケッターを作ってしまった話」

・「この世に本当のエンジェル投資家が存在するのだとしたら、僕は一人しか知らない」

・「運営メンバー紹介」



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